商品番号:1538049
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
まずここまでのお品を創作されておる機屋はもう西陣に一件あるかないか…
まさしく、極上の逸品。
代々に渡り引き継ぐことのできる、
本物の逸品をお探しのお方へ大切にお届けいたします。
西陣の老舗、泰生織物より、最高級の手織本金漆箔袋帯のご紹介です。
本来は非常に高額で取引されておりましたが、
問屋さんの長期在庫品として、現実的な価格でのご紹介が叶いました。
是非、この高雅な世界を…
じっくりとご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
銘『 菱天井雅文 』
その仕上がりは細密、自然とため息がこぼれるほど…
本金漆箔が織り込まれた重厚な帯地。
しなやかでしっかりとした織り味の帯地は、ふわりと光沢を纏いながら
その奥深い金地に大胆に織りだされたのは、
蝶や御所車、貝桶、瑞鳥などの様々なお柄を込めた天井格子の意匠。
密に織り込まれた金糸の淑やかな輝きは、うっとりと見惚れてしまうほど精緻に…
その繊細な金糸を惹き立てるような穏やかな色糸…
抑えた色使いながら、
しっかりとした華やぎと高級感を演出する秀逸な表情に仕上がりました。
どのようなお席におきましても決してひけをとることのない一本。
京都西陣が織り成したこだわりの織技、西陣の名匠が綾なした逸品中の逸品。
末永くお手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 泰生織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.8
1836年(天保7年)創業
1957年(昭和32年)設立
前身は明治期の西陣屈指の機屋・泰成織物。
1957年に「新たに生まれる」の意を込め
「泰生織物株式会社」を設立。
高級工芸帯地の織元として現在に至る。
織技術・締めやすさへの工夫にはじまり、
絹と箔をたくみに用いながら意匠力、
独自の配色など有形無形の技と品質に
こだわりを持って帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No8 泰生織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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