商品番号:1536677
【 仕入れ担当 中村より 】
佐波理といえば…、かの佐波理綴が代名詞。
主におみかけするものは袋帯かと存じ上げます。
今回ご紹介の本品はなんと、佐波理によるお着物!
お着物好きにとってこれ以上の高級品は
なかなかないことと存じます。
さらには滅多とない小紋の作品。
二代目・久保田一竹氏の京袋とのコーディネートセットをご紹介。
是非お見逃しなく!
【 色・柄 】
[着物]
帯同様、七色に煌くような臈纈染の美…
しっとりとしなかにも、コシある地風に織り上げられた紋意匠地。
宝石のような美しい濃淡の臈纈染で、
間道を表現しております。
銀通しによる更紗文様がなんとも美しく…
色彩の変化に、少しの所作で浮き沈みする地模様の麗美。
気品と洒落味の両方を堪能させてくれることでしょう。
着姿として、他には無い存在感を放つ極上の一枚です。
[帯]
一竹別誂えの草花の地紋が入った金通し地。
上品な青紫色に染め上げ、
絞りによる辻が花模様があしらわれております。
背景には幻想的な暈しを施しております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 二代 久保田一竹について 】
本名:久保田悟嗣(さとし)
現一竹工房代表
生前の初代・久保田一竹とともに創作に携わり、
技術、感性そしてその精神を受け継ぎ
作品作りをしている。
【 経歴 】
1955年(昭和30年) 10月7日生まれ
1980年(昭和55年) 上智大学経済学部卒業
1982年(昭和57年) 米国ボストン大学大学院(SPC)修士卒業
1983年(昭和58年) 帰国後、(株)一竹辻が花設立
代表取締役社長に就任
1994年(平成6年) 10月久保田一竹美術館(河口湖)開館
2001年(平成13年) 一竹工房・代表取締役社長に就任
2003年(平成15年) 久保田一竹美術館・館長に就任
2006年(平成18年) 二代・一竹を継承
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
[着物]
絹100%
裁ち切り身丈181cm 内巾37cm
[帯]
絹100% 長さ約3.7m
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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