商品番号:1536462
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
蚕を飼い、糸作りに始まり、撚糸、染め、機…
本当に細部にまで気をくばりすべての工程を徹底して自社で行い
一貫したモノ作りをされている老舗、勝山織物の至極の傑作をご紹介致します。
中でも名古屋帯は中古市場でも非常に人気が高く、年々希少となりつつございます。
更に本品は厳選されたものしか扱わず、そのセンスの良さにファンの多い有名呉服店
えり善扱いのひと品。
創業はなんと天正12年(1584)!本能寺の変の2年後という老舗中の老舗。
現在は京都・銀座・名古屋に店を構え、祇園の芸妓さんも多数ご贔屓にされています。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
一見してすぐに手織りの逸品であることがわかる
しなやかな仕上がり。
触れてみるだけで織糸一本一本にもこだわり抜いていることがわかります。
穏やかなオフホワイトを基調としたしなやかな紬地。
意匠には金銀糸で松皮菱を織りなし、お太鼓に花喰鳥を表現しております。
シンプルながらも飽きのこないこの仕上がり。
一瞬で心奪う、美しい意匠と織美のひと品です。
これぞ通の工芸帯といっていいでしょう。
ここまでのこだわり。
それこそが、様々な方々にこよなく愛される所以でしょうか。
どうか末長くご愛用いただける方に、心を込めてお届け致します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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