商品番号:1535525
【 仕入れ担当 中村より 】
帯に造詣のある方なら、必ずや耳にされたことがございましょう。
織りの宝石【 佐波理綴(さはりつづれ) 】より
お仕立て上がりの両面本袋帯のご紹介でございます。
これほどの力がございましたら、きっと帯姿となりましても
目を釘付けにする、誘引力はそのままでございましょう。
まずはぜひお手元でご覧くださいませ。
【 お色柄 】
「鈔布羅紋様友」と題されたお品。
幻想的に煌く帯地。
お柄には、玉虫のように変化する箔糸使いにて
紫色や金銀の濃淡を基調に
唐花の意匠が織りなされました。
もう片面は、金銀の色彩のみで同じ意匠があしらわれました。
しなやかでありながら、
ほどよく感じられるシャリ感に、見た目からは想像できないほどの軽やかさ。
重厚な彫金を思わせる表情でありながらも、
お手にとっていただききますとその地風は、良い意味で予想を裏切ります。
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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