商品番号:1531469
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
糸の括り方・染めの施しによって、全く同じものは作ることのできない絞りのお品。
気の遠くなるような手仕事の結晶は、職人の一瞬の感性によって生み出されます。
もはや不動の地位を築かれた絞りの最高峰ブランド、
藤娘きぬたやによる本手絞り染九寸帯のご紹介です。
誰しもひとめで魅せられてしまう美しさ。
手に取った瞬間に、風合い、お色目、お柄ゆき…
憧れの絞り帯というべき逸品。ファンの方も多いことと存じます。
どうぞオリジナルな個性をじっくりとご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
紗綾形に蘭と菊をあしらった本紋の地。
落ち着きある灰青色に染めなした地には
凹凸が心地よい疋田絞りを施して。
お太鼓には水彩画のように滲む蔦葉を絞りで表しました。
しっとりとして静謐な意匠…
すこし憂いを帯びた表情がなんとも美しく…
さすが名ブランドの上質なお品でございます。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 藤娘 きぬたやについて 】
1947年(昭和22年)創立
高級呉服、特に高級しぼりの自社製造を行い、
『藤娘』の商標で全国の有名呉服店、百貨店、
及び卸売問屋に販売網を持つ、しぼり製品のトップメーカー。
創作品の中には、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に
永久収蔵されているものもある。
絞り染の他に、名古屋友禅や刺繍による作品も手がける。
疋田絞りの多くは45建が多く、1尺5分(約40cm)の幅に
45粒の絞りが施されるが、きぬたやの45建は47粒が基準。
更に江戸期に存在したという本疋田60建を十数年の
歳月をかけ復元、その技術を持つ絞り職人養成にも成功。
伊藤嘉秋氏は、不可能とされた本疋田70建にも成功した。
きぬたやの本疋田絞りは、通常の本疋田が一粒あたり
8回絹糸で括るところを12回括ることによって
一粒一粒の白場が多く、中心の点が針のように
尖っている。
絹100%
長さ約3.85m
お太鼓柄
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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