商品番号:1530625
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
結婚式を始めとした洋装の方が多くいらっしゃる会場でも
清華で品の良い面持ちをきっと浮かべてくれることでしょう。
艶やかな光沢を浮かべた、そこに古典の綾が尽くされて。
帯合わせもしやすく、
表情豊かな着姿をお楽しみ頂けることと存じます。
名の無い染匠さんが染め出したものではございますが、
加工の精密さや美しさには目を見張るものがあります。
決して妥協をせず、ひとつひとつの染めに魂を乗せて、
怠惰にならず尽くしました意匠の束。
夢見心地になってしまうような香りと
麗しさを体感することができるでしょう。
慶事から少し砕けたシーンまで幅広くお召しいただける特別な一枚。
ここまでお値打ちでお届けできるのは、
ひとえに染匠さんのお名前が知られていないことのみ。
華やぎのお席では十分満足のいく上品さを含んでおります。
この機会に是非、お手元にお迎えくださいませ。
末永くご愛用いただけますれば、誠に幸いでございます。
【 お色柄 】
しなやかであり、それでいてフワリと地厚。
丹後ちりめんの地に紗綾型と華の紋意匠を込めた
爛漫な紋意匠が浮かび上がっております。
手にとってすぐに分かる確かな重みとキメ細やかな風合い。
角度によって絹艶の光沢が感じられ、
上質ということがすぐにわかるかと存じます。
ごくごく淡く薄桜色へと染め上げられましたその地の上には
シュッと勢いのある霞文と、その内に込められました艶やかな小花。
風景画のような面持ちをも見せる仕上がりで
輪郭を走る金彩の美しささえも見とれてしまいます。
正に細部にまでこだわり尽くされた
友禅の美をご堪能いただけることでしょう。
確かな存在感のある着姿を印象づける色彩美が印象的。
発色が良いゆえにごまかしの効かない作品でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈185cm 内巾37.5cm(最大裄丈70cm)
白生地には丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 披露宴、パーティー、お茶会、観劇、七五三、食事会、お付添など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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