商品番号:1530351
西陣屈指の名門【桝屋高尾】による傑作袋帯のご紹介でございます。
【仕入れ担当 吉岡より】
艷やかで存在感のある意匠美が際立つ…
ハイクラスのひと品をお値打ちにお届けいたします。
フォーマルからセミフォーマルに対応できる趣味性を備えた表情、
軽くてしなやかな独特の風合いは、
ぜひお手元でお確かめ頂きたいものです。
色無地や御召に合わせて、帯主役の装いも素敵ですし、
艶やかに訪問着、付下げに合わせて、パーティーなどへの装いにも
もちろんご活用いただけます。
【色・柄】
今回ご紹介いたしますのは、「松七宝」と銘打たれた
古典的な魅力あふれるお品。
ごく深い濃紺色を背景に、
艷やかな金糸を込めた格調高い面持ち。
この穏やかに映える彩りと洒落た構図に、
名門の趣味性が詰まった作品です。
裏面にもシンプルな濃紺の無地の帯地を用いて、
シーンに合わせて使い分けて頂ける一条です。
【桝屋高尾・ねん金綴錦について】
尾張徳川家に伝来し、現在徳川美術館保管の裂(きれ)は、
多数の名物裂を含み総数約650件にのぼります。
この中には金襴、緞子、間道などとともに
「ねん金」と称される撚り金糸を用いた明時代の裂が6件含まれています。
「大牡丹唐草文」「紗綾形文」「八角繋文」などの紋様に混じって、
無地ねん金も1件(7裂)含まれています。
その貴重な裂を名物裂の複製に力を注ぎ、
植物染めの研究にも努力している京都名門の織屋、
桝屋高尾、高尾弘氏が無地ねん金の緯糸を再現して
(特許であり、徳川美術館の署名で複製を禁じられております)、
ねん金綴錦袋帯を完成しました。
その織りあがりは、比類なきおしゃれな味わいに満ち、
ねん金綴だけがもつ温かみの中に高貴な気品を感じさせる逸品です。
現在では、高尾弘氏の後を継いで高尾朱子氏が率いられており、
さらに新しい図案制作や、その帯地の特徴を活かしたバッグの制作など
ねん金綴錦の生地の可能性を追求し続けておられます。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年(昭和35年)創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
【 沿革 】
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
絹68% 指定外繊維(和紙)19% ポリエステル13%
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.277 桝屋高尾謹製
特許庁の実用新案登録証がついております。
耳の縫製:かがり縫い ※おすすめ帯芯:綿芯
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、式典、お食事会、同窓会など。
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げ
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