商品番号:1528834
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
その独特の織の表情が帯姿を高雅に演出する…
洒落帯のご紹介は弊社でも少ない西陣屈指の名門『桝屋高尾』
高尾弘の帯の世界は、永い歴史に培われた確かな伝統の意匠美と
それを今に再現する本物の匠の技とで、見るものを感動させます。
その意匠のオリジナル性とアート性、丹精込めた手織りの
高級感には感嘆せざるを得ません。
今回ご紹介いたしますのは、次世代を担う現当主
『桝屋朱子』氏の感性とともに仕上げられた逸品本袋帯でございます。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ!
【 お色柄 】
しなやかな地風の帯地は黄金色を基調とした素朴な魅力…
意匠には異国文様間道が織りなされました。
エキゾチックな表情のなかにも豊かな奥行きを演出してくれます。
究極に洗練された美、最高の着こなしやすさ。
確かな上質と、ハイセンスな仕上がりを、ぜひお手元でご鑑賞くださいませ。
上質な織のお着物に合わせていただくと素敵かと存じます。
大人の女性の個性と趣味性溢れる装いを存分にお楽しみ頂けることでしょう。
また画面でお伝えできないのが残念ですが、しっかりとした絹なりのする打ち込みながらも、
薄手に織り出され結びやすさ抜群の御品となっています。
帯作家・高尾弘、朱子の世界をどうぞご堪能下さいませ…
末長くご愛用していただける方にお届けさせていただきます。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年(昭和35年)創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
【 沿革 】
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.3m
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけなど
◆あわせるお着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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