商品番号:1528756
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
1913年(大正2年)に創業されました【 本場塩澤絣 やまだ織 】。
新潟県南魚沼市塩沢にて初代・山田定成の意を汲み、
本塩沢の1300年もの伝統と格式を守り続けてまいりました。
【 やまだ織 】は重要無形文化財の越後上布に用いられた技術を精励し、
そこに染の技を取り入れて現在では、
塩沢の伝統産業の半分以上を担っております。
これから10年先、日本の人口減や着物離れを見据え、
着物の価値を供給し続け、飽きられることのない
新しい商品作りにまい進している織屋。
100山亀甲をこえる逸品、
【 136亀甲 】にてお柄が織りだされた本塩沢のご紹介です。
滅多とご紹介は叶いませんので
せひお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
昭和50年、伝統工芸品へ指定された織物でございます。
塩沢特有の風合いが素朴で、愛情のこもった地風。
緯糸に用いた強ねん糸が塩沢でしか表せない肌触りを浮かべております。
深い黒地には、
136山亀甲と蚊絣による市松の模様が
織りなされました。
しゃきっとした手触り、塩沢独特の地風。
本当にお召しいただきやすく、その快適な着心地で
流行に左右されることなくお召しいただけるお品です。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹:100% 長さ12.4m 内巾37cm(最大裄丈70cm)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
※塩沢は単衣仕立てがおすすめでございます。
単衣仕立ての場合は6月、9月の単衣の時期が適当でございます。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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