商品番号:1527359
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
金彩工芸の第一人者、伝統工芸士【 和田光正 】氏による
煌き美しい金彩友禅にてユニークなお柄をあしらった
特選袋帯のご紹介です。
なかなかお見かけしない個性的豊かなお柄が
冴える仕上がりで、訪問着、付下、色無地、
小紋などのお着物にあわせて、和田光正氏ならではの
金彩友禅の世界を帯姿でお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
しなやかで柔らかい地風の霞地紋が織りだされた
紋意匠地を薄紅藤鼠の濃淡で暈し染めあげ、ゴールド、
シルバー、ブロンズ、ブルーなどの箔を用いた金彩友禅で、
様々な種類の犬で構成された『犬』の文字がお太鼓に、
腹柄には同様に犬の姿で構成された『いぬ』と『dog』の
文字があしらわれております。
【 商品の状態 】
やや使用感、うっすらと着用シワはございますが、
中古品としてはおおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 和田光正について 】
伝統工芸士
現代の名工
金彩工芸の第一人者
光映工芸株式会社、光映金彩友禅研究所創業者
中学卒業後、叔母に連れられて訪れた
友禅の彩色仕上げの工房に弟子入り。
入門した当時、金彩加工が誰にでも出来る
簡単な仕事と見なされ、染色工程全般の中で、
従の立場に置かれている事に憤りをおぼえ
一念発起。
摺箔、押箔、振落とし金砂子などの技法が
確立した桃山時代から江戸時代初期に制作された
小袖や能装束など、金彩 技法を駆使して
創作された過去の名品のような晴らしい作品を
凌駕した着物を現代でも生み出したいと研究を開始。
22歳で独立して工房を持ち、金彩技術の
改良に取り組んだ。
染色試験場や大学の研究室の指導を得て、
ドライクリーニングにも耐え、後染め、
色抜きしても金彩が剥がれない糊の開発に成功。
修業当時十色程しかなかった金彩箔を一色一色
地道に増やして150色にものぼる新しい箔を開発した。
この独自の糊と金銀箔粉を用い、金彩のみで
制作された作品を「金彩友禅」と命名。
現在は金彩友禅の技法を用いた着物や帯、ドレスは勿論、
タペストリー、屏風などのインテリア、バッグなどの
和洋小物、アクセサリーと幅広いアイテムに、伝統の
技術を元に一層の創意工夫を加え、金彩友禅でないと
出来ないのもづくりに挑戦し続けていた。
2024年 死去 84歳
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.48m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
関東腹:『いぬ』文字 関西腹:『dog』文字
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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