商品番号:1527270
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
桜…
強く、儚く、美しき生命…
某老舗による流麗なる桜の木を模した
特選全通紋八寸帯をご紹介いたします。
博多帯といえば、伝統ある献上独鈷柄が特に有名ですが
今回は自然の風合いを感じられる一品のご紹介でございます。
桜色のベールと桜吹雪…
そんな光景がその地から視えるようでございます。
一味違う粋な風合いが目を引く一条。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
しなやかでしっとりとした絹地。
その地を桜木のような光沢の白藍色、璃寛茶色で
継ぎの仕事台のような紋意匠に創り上げました。
この木目の精緻さ、織の桜が本当にあるのではないか
そんな妄想を思うほど、美しき木目を呈しております。
さまざまな木目が一堂に会し、
創り上げたこの壮麗な景色…
是非お召しになり、お稽古やお花見などに
用いてくだされば大変うれしく存じます。
【 機屋について 】
文久元年(1861年)創業の老舗。
太平洋戦争によって一度はすべてが焼失したものの、
伊達締めを織ることから再興を始め、
いまでは博多帯といえば、といわれるほど、
その卓抜したセンスに定評のある名門になられました。
博多織最古の老舗機屋でございます。
通常よりもお値打ちにご紹介の為、機屋のお名前は伏せておりますが、
お気になられる方はメールやお電話にてお問い合わせ下さいませ。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
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