商品番号:1526370
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
本物にこだわりつづける老舗染匠【 菱健 】から、
季節の麗しい風合いを感じる付下げ着尺をご紹介いたします。
きちんとした京友禅の製作において、
ここまで凝ったお品には本当にお目にかかれる機会が少なくなりました。
さりげなさの中に洗練されたセンス際立つお着物。
やはり、海外友禅ものとは明らかに異なります。
はんなりとひとつひとつに丁寧な伝統京友禅の美技を…。
やわらかな品格の中にきりりと本物の色彩感…。
多彩使いの中に、確かな良きものを感じさせるその力…。
身にまとうお方こそに、本物を感じて頂けることと思います。
お値打ち価格にてご案内させていただきます。
じっくりとお楽しみくださいませ。
【 お色柄 】
やわらかく溶け込む、上質な丹後ちりめん地。
しっとりとまるで水分を含んでいるかのようなしなやか地は、
ハツラツと紅梅色に染めてあげて。
意匠には春の桜や夏の桔梗、
秋の松、冬の菊など季節の花々を込めた丸文を飛び柄で表現しました。
麗しく多彩な美にそっと気品を添えたような面持ち。
細かく、発色が良いゆえにごまかしの効かない作品です。
かろやかな色調に、多様な技術を合わせた繊細なお柄…
見惚れてしまうほどの美しさを兼ね備えた一枚です。
【 菱健について 】
1949年(昭和24年)設立
創業者 初代古川健三
菱健という屋号は、吉友商店の屋号「菱友」の
菱と初代・古川健三の健を取って名づけられた。
「本流にこだわる」を基本理念に、京都に在籍する
無名の伝統工芸士や職人が持つ「ハンドメイドの味」を
活かし、きものに表現するものづくりをしている。
菱健の『桐壷』ブランドは業界内外問わず有名。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈195m 内巾36.5cm(最大裄丈69cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お茶会など
◆合わせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています