商品番号:1524590
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
お着物ファンにも人気が高い
塩沢絣の男物アンサンブルのご紹介です。
シンプルなスタイルにぴったりの、トラッドな
蚊絣によるお品で、本塩沢ならではの、さらり、
しゃりりとした質感をお楽しみいただける事でしょう。
男物のお仕立て上がりのお品は
数が中々ございません。
お探しの方、お目に留まりましたら
是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
シボ高い地風に、シャリ感を感じさせる墨黒地に、
縹色の経緯絣にて蚊絣が一面に織りだされております。
しゃきっとした手触り、塩沢独特の地風。
本当にお召しいただきやすく、その快適な着心地で
流行に左右されることなくお召しいただけるお品です。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表:絹100% 裏:カネキン胴裏 縫製:手縫い
※人形仕立て・棒衿
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【 長着 】
背より身丈139cm(適応身長166cm~169cm) (3尺 6寸 7分)
裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
袖丈49.5cm (1尺 3寸 1分)
前巾27.5cm (7寸 3分) 後巾30cm (7寸 9分)
【 羽織 】
背より羽織丈88.5cm(2尺 3寸 4分)
裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾35cm (9寸 2分)
袖丈50cm (1尺 3寸 2分)
前巾(襠含む)27cm (7寸 1分) 後30.2巾cm (8寸 0分)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 角帯 など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています