商品番号:1524025
【 仕入れ担当 中村より 】
まさか…御仕立て上がり品で出会えるとは思いませんでした。
弊社催事ではお馴染みともいえる、京の老舗「河瀬満織物」。
そんな老舗織元の作品の中でも最高峰の「ダイヤ引箔」シリーズ。
今回ご紹介のお品は、
京都西陣呼称550年記念西陣織大会にて文部科学大臣賞を受賞した
最上級の特選袋帯のご紹介です!
2009年に特許を取得したというダイヤモンド箔。
ダイヤモンドを粉末状にして和紙に貼り、
極細く刻んで緯糸に織り込んだ河瀬満独自の技法です。
(弊社コラムサイトでもご紹介させていただきましたので宜しければご覧くださいませ。)
業界最大手といわれる中古問屋さんに
依頼をかけており、入荷することができました!
制作数の少なさから、御仕立て上がり品での流通数も必然的に極少。
そんななか、幸運にもこうしてご紹介することが出来ました!
次回のご紹介はお約束できません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
さらりとした風合いの箔使いを込めた幽玄な表情の高級感ある帯地。
お柄には高級感ある煌めきの引箔にて
縁起の良い蜻蛉の意匠を織り上げました。
太い金箔糸も織り込まれて、
宝飾品を身に着けるかのようなこの上ない高級感漂う表情となっております。
これまでの箔にはないダイヤ引箔ならではの高級感漂う面持ちが相まって、
この上ない極上の帯姿を演出してくれることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
締め跡がございます。
お届け前にプレス加工をサービスさせていただきます。
【 河瀬満織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2290
1852年(嘉永5年)創業
1852年二代目河瀬米次郎が起業。
伝統産業である着物文化の伝承に力を注ぐことを
念頭に、現在五代目河瀬仁志の元、常に新しい発想で
企画、製作に取り組み、歴史や伝統を重んじながら、
斬新なものづくりを続けている。
ラピスダイヤ引箔、両面本袋一丁引箔、
両面本袋二丁・螺鈿、歌舞伎シリーズ、
三重錦、畦織りなどが有名ライン。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.4m
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 5月~9月の単衣・盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、ディナーなど
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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