商品番号:1524520
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
西陣織の世界では伝説とまで呼ばれる兄弟、
山口伊太郎翁(1901-2007)、安次郎翁(1904-2010)。
そのお二人を叔父にもち、昭和32年より伊太郎翁に師事、
その後独立された『田中工芸織物』田中啓博氏による
西陣織綴れ八寸帯をご紹介いたします。
帯一本に時間を掛け、丁寧に丁寧に創作されていらっしゃいますので、
量産されることなく、問屋筋でもなかなかお目にかかれない織元の作品。
その風格、センスの良さは画面からでもお分かりいただけることでしょう。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
驚くほどしなやかな帯地は上品な象牙色で織り上げて。
お柄には立体的に感じる竹編文様を織り出しました。
はんなり和の風情。
さり気ない金糸遣いで気品高く格調高い印象で織り上げた逸品でございます。
連綿と受け継がれてきた西陣伝統の匠技を、しっかりと感じていただけるお品。
お手持ちのおきものに合わせて、
幅広いシーンにてお召しいただければ幸いでございます。
心に響く帯姿をご満喫下さい。
どうぞお見逃しないようにお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 田中工芸織物について 】
田中啓博による織元
山口伊太郎(1901-2007)、安次郎(1904-2010)
両名を叔父にもち、昭和32年より伊太郎に師事、
その後独立。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.9m
お太鼓柄
※開き仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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