商品番号:1523982
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
本物の「本塩沢」を織り上げることのできる数少ない織り元のひとつ、
【 南雲織物 】謹製の特選本塩沢着尺のご紹介でございます。
国の重要無形文化財である「越後上布」より受け継いだ技を絹織物に取り入れ、
古くは「塩沢御召」として、愛し愛され続けている本塩沢。
その特徴は、緯糸に強く撚りをかけることで、
サラリとしたなかにも、本塩沢の命でもあるしっかりとしたシボ立ちを感じさせ、
シャリ感のある独特の地風に織り上げること。
シワになりにくい点でも重宝されておりますし、
肌につかず快適な素材感は単衣仕立ての定番品であり、
また、もちろんのこと袷仕立てにしてもお楽しみいただけます。
丹精込めて織り上げられたひと品。
中でも特に着回しの効くシンプルな良柄でございます。
ぜひご覧くださいませ!
【お色柄】
遠目にも、そのシボが分かるほどの陰影を持つ、表情豊かな絹地。
やや灰みがかった青色と黒の配色で
シンプルな格子柄が織りなされました。
雪国の里で織り上げられた本当に素敵な絹織物。
一生お召しいただける本塩沢ですので、終生大切にしていただければと存じます。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹100%
長さ約13m 内巾38cm(裄丈72cmまで)
塩沢織物工業協同組合の証紙が付いております。
南雲織物謹製
◆最適な着用時期 9月~5月(袷の季節に) 秋単衣、夏前の単衣にもオススメです。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽などのカジュアルシーンに。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※本塩沢は雨などの水分に対して非常にデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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