商品番号:1523977
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
通の方の間で密かな人気を誇り高度に専門的な機屋。
数々の名作を生み出してきました「西陣織」の中でも
他では表現することが難しい独特の表現と卓越した己がセンスを駆使し、
お着物の愛好家たちを刺激し続けた指折りの織屋。
【 大西織物 】をご紹介いたします。
唯一無二という言葉がふさわしい煌びやかな面持ちが
手織であるということを忘れてしまうほど
優彩にお背中を飾り付け。
また希少価値に関しては
表立って出回る商品ではないことから先述の通り…、
その歴史も古く心奪われる圧巻の意匠には
高級ブランドの貫録を感受することができます。
一度見たら忘れられない、
そして目が釘付けになる究極の逸品の織元。
古今東西美しいものをつぶさに観察して回り、
独自の感性で帯に昇華してきた匠の集大成を。
どれを取っても一級品、洗練のデザイン性をご堪能ください。
まず、大西織物さんのお品は値が崩れません。
ましてや手に入ることすらままならないということも特徴です。
この機会を是非お見逃しなく。
【 お色柄 】
銘[ 漣に雲 ]
こんなにも密な織り口にあり、このしなやかさ。
その締め易さは見た目を見事に裏切ってくれることでしょう。
高級感溢れる金の引箔地。
織り出された図柄は多彩な色調で描き上げた漣に雲の意匠。
優彩の絹糸で富貴に織り成された波の一つ一つは金糸の随所に混ぜ、
地色とのコントラストが見事な仕上がりでございます。
全てを計算し尽くして構成されたデザイン…
強烈な印象を与えながらもすっきりとした表情にまとめ上げられたことで、
自然にお着物との調和も取れることでしょう。
計算されつくした意匠美と、迫力を感じさせながらも薄くて軽やかな織味は、
きものファンのおしゃれ心をとらえてはなさないおすすめの1点です。
ハイセンスで洗練された後姿をぜひご自慢ください。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80.2% 指定外繊維(和紙)9.7% ポリエステル4% キュプラ6.1%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、
ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など
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