商品番号:1466443
【 仕入れ担当 竹中より 】
老舗であり、本物志向の創作品を創り出す
【大西織物】による特選袋帯のご紹介です。
他に類を見ない独自のデザインセンスで
きもの愛好家のお洒落欲を満たし続ける織元、大西織物。
古今東西美しいものをつぶさに観察して回り、
独自の感性で帯に昇華。
意匠が大胆なだけでなく、卓越した織技術、立体的で見事な風合いは
通こそを唸らせるものです。
どれを取っても一級品、そして他のものとは比較のしようのない
洗練のデザイン性をご堪能いただけるひと品となっております。
本品は柄を表す為の縫い取り緯(よこいと)を表と裏から
地組織に包み込んで一枚の厚手の織物を作り上げています。
縫い取り緯は、表裏より挟み付けられている為、浮くことが出来ません。
糸浮きがなく、一枚組織ですので軽く、ピシッとした綺麗な二重太鼓を作ります。
手に入ることすらままならず、
問屋さんを巡っていても本当にお品がございません…
今回は西陣の老舗帯問屋さんの奥側で
大切に保管されていたものを特別に掲載させていただきました。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
きゅっと締心地の良い黒の帯地。
お柄には市松状に並ぶ二種の花意匠を。
モダンに華やぎモダンにおしゃれ。
幅広い装いにコーディネートしていただけるデザインとなっております。
締め心地の良さと、シワにも強い復元力、おしゃれな意匠美、
どれをとっても逸品と呼ぶのにふさわしい、仕上りです。
あらゆる年齢層の方に幅広く、また、次世代に譲っていただいても
色褪せる事のない悠久の美を感じさせる一本です。
【 Web限定販売品について 】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
(お取り寄せに約1週間ほどかかる場合がございます。)
また、実店舗・展示会にてご覧いただくことは出来かねます。
予めご了承くださいませ。
【 丹波布(たんばふ・たんばぬの)について 】
兵庫県伝統工芸品
国指定選択無形文化財
かつて丹波国佐治村(現在の兵庫県丹波市青垣町佐治)で
織られていた手紡ぎの絹と木綿を交織にした平織の手織り布。
明治時代末期まで織られていた。
木綿平織で、藍と茶を基本色とし藍と茶と黄、
藍と黄を合わせた緑などで縞柄や格子柄が
織りだされた縞織物で、緯糸に木綿だけでなく
屑繭から紡ぎ出した「つまみ糸」が織り込まれている。
本来の呼び名は縞貫(しまぬき)もしくは
佐治木綿(さじもめん)。
1953年(昭和28年)に柳宗悦が『日本工芸』で
「丹波布」の名で紹介して以来、丹波布が通称となった。
丹波篠山に伝わる丹波木綿とは異なる。
文政年間に播州木綿の影響を受け野良着などとして
製作が始まったとされており、幕末から明治初頭に
最盛期をむかえた。しかし大正時代に入って衰退し
姿を消した。
その後、柳宗悦に産地特定の依頼を受けた工芸研究家
上村六郎が1931年(昭和6年)に特定。
1953年(昭和28年)には上村の指導により、丹波布の
再現が行われた。
1954年(昭和29年)には、上村と柳の後援の下
丹波布技術保存会が発足。
1957年(昭和32年)3月30日に国の選択無形文化財に選択された
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋のためございません
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、御召など
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