商品番号:1523050
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の老舗【篠屋織物】より、ハイグレードな正統派の夏の特選銀彩友禅紋紗袋帯のご紹介です!
有名百貨店がほぼ独占して販売されており、なかなか市場に出回りません。
それはそれは美しい作品ばかりを生み出しており、今回ご紹介するお品も夏にピッタリの爽やかなブルーが印象的です。
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ。
【 お色柄 】
末永くご愛用いただきたい上質な織り味。
シャリ感のあるこの季節に相応しい織り地。
軽やかに織り上げられた菱繋ぎ模様の紋紗地は清雅なオフホワイト。
そのしなやかな帯地には、意匠性の高い葡萄のお柄をあらわしました。
繊細な銀彩による高貴な意匠。
伸びやかな友禅による青磁色の曲線。
奥行きのある暈し(ぼかし)に、螺鈿を込めたこだわりの仕事。
所作や光の加減で変化する煌めきのある表情。
正統派の古典柄でありながら、現代の街並みにも映えるモダンさ。
ありそうでなかった印象的なムード。
お着物通の方に是非ともオススメしたい気品に満ちた作品に仕上がりました。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.4 篠屋織物謹製
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:夏綿芯(白)
◆最適な着用時期 5月末~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶席、お稽古事など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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