商品番号:1522943
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
西陣の老舗『帯清(おびせい)』より、
可憐で美しい色使いの特選西陣織袋帯のご紹介です。
地糸に厳選した絹糸のみを使用し、熟練の職人による
高い製織技術、抜群のデザインで織り上げられたお品で、
訪問着や付下、色無地などのお着物にあわせて明るく
華やいだ帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
愛嬌ある祝華のような袋帯をご紹介いたいます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
打ち込みしっかりと、かつしなやかで締め心地の良い
オフホワイトの帯地に、薄萌黄色、青磁色、薄水色、薄灰桜色の
パステルカラー調の絵緯糸に金銀糸使いで、装飾的な唐華紋が織りだされております。
唐華文は牡丹や芙蓉といった大輪花の美しい部分だけを組み合わせて作った
幻想花(空想の花)の文様になります。
季節を気にせずお召しいただけるのももちろんですが
いつまでも枯れないことから、「いつまでも美しく」という意味があり
女性には人気のお柄になっております。
また、帯全体に流れるようにのびている吉祥文様として古くから人気の唐草文様は
つる草が四方八方に伸びて絡みあう生命力を象徴する文様として
フォーマルな場にピッタリな意味がある袋帯です。
【 帯清(おびせい)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.161
大正8年創業
西陣織の老舗織元
オリジナル佐賀錦を中心に帯の製織を続けている。
佐賀錦とは金銀箔を経糸に、絹糸を緯糸に製織されるが
帯清の佐賀錦は絹糸を経糸に使用。
緯糸として金銀箔と絹糸を2丁織り込むことで、
手間とコストはかかりますが、通常の佐賀錦に比べ
少し抑えた上品な光沢と独特な風合いを持ち、シワや
折れに強く締めやすい特徴を併せ持つ。
この織り技法で昭和40年に特許を取得。
『帯清の佐賀錦』として好評を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹75%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.161 帯清謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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