商品番号:1522575
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【仕入れ担当 竹中より】
他の機屋さんにはない、唯一無二の、意匠・織りの世界…
ご存知名門「帯屋捨松」謹製の袋帯を特別入荷にてご紹介いたします。
1854年創業以来、実に約170年近く頑ななまでに本物志向にこだわりつづけ、
その妥協のない物作りの姿勢が、キモノ通の方に定評ある【帯屋捨松】。
「捨松らしさ」が随所に感じられるその織りくち・図案でありながら、
古典から逸れることなく伝統を忠実に守り、表現した作品です。
没個性になりがちな現代のキモノシーンでも見事な調和を見せてくれることでしょう。
【お色柄】
銘【 雲取七宝紋 】
さらりとハリのある帯地は味わいの黄土黒色。
絹のおだやかな光沢を含み、
燻した金色の雰囲気漂う帯色です。
大きく据えられた七宝文をお太鼓に、中央に装飾華紋を。
金銀の濃淡にて、
華やかでいて、落ち着いた印象に仕上がっています。
背景の、紗綾型や青など有職紋を込めた雲取文が、
意匠を更におくゆきあるものとし、
なんとも典美で豊かな表情を作り出しています。
おだやかな古典。その中にもきっちり、その心に響くセンス。
捨松ワールドは、やはり不思議な魅力に満ちております。
捨松独特の、ハイセンス。
ご存知の方には、ひと目でおわかりいただけることでしょう。
どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No48:帯屋捨松謹製
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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