商品番号:1522370
(税込)
西陣の老舗【西陣まいづる】による艷やかな袋帯のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
大人女性の洒落感を感じさせる、まさに玄人向けの老舗名機屋さん。
その中でもとりわけ意匠・色彩の素敵な一品を入荷いたしました。
シックで艷やかな面持ちの袋帯ですので、
訪問着、付下げ、色無地や小紋などのお着物とのコーディネートで
洋装の多い場面にも馴染むような、ドレッシーな装いをお楽しみ下さいませ。
見れば見るほどに引き込まれてゆくこの存在感。
まずはお手元にてご覧ください。
【色・柄】
「連華煌彩文」
シックな黒を基調として、一面に銀糸を込めて
麻の葉と華文を重ねて織り成した帯地。
この柄に、間道の構図で鮮やかな水色を加え
六通に渡って爽やかな彩りが映える面持ちに仕上げた一条です。
西洋のリズム感を取り入れ、統一感のある彩りでまとめ上げた、
名門ならではのセンスが感じられる面持ちです。
【 西陣まいづるについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.29
1907年(明治40年)創業
江戸時代に「松屋」の屋号で禁裏御所
(京都御所)の出入りを許された商家。
江戸時代中期に松屋儀兵衛が近江の国
(現在の滋賀県)より京都に出て、
呉服商を営みはじめたのが始まり。
江戸時代後期には高島屋や大丸と共に
京都の名店としての地位を確立した。
後、松屋七代目・舞鶴正七が西陣の地で
織元として新たに創業。
美しく魅力的な織物を作り続ける事、
世間から必要とされる織物を作り続ける事、
時代の変化に対応した織物を続けていく事を
モットーにものづくりをしている機屋。
主なブランドラインにゴブラン紹巴、
三眠蚕、耀虹螺鈿、琴糸織などの
シリーズがある。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹70% ポリエステル・分類外繊維(和紙)・レーヨン・ナイロン30%
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.29 西陣まいづる謹製
耳の縫製:袋縫い ※おすすめ帯芯:綿芯
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、コンサート、お食事会など。
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げ、小紋
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