商品番号:1522347
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
ご存知、西陣の老舗【泰生織物】による特選夏袋帯をご紹介いたします。
風が抜けるようなお色、柄、風合いが美しく調和して…
今となっては本当に数少ない、希少な手機の夏帯。
毎年この季節がやってくる度にその良さを実感し、
また次世代へ受け継いでゆくお品として、大切にご愛用頂きたく思います。
お気に召されましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが
締め跡も見受けられず美品で良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【お色柄】
涼やかな夏の風を感じさせる…
夏物独特の風情は、季節を装う感覚を一段と感じさせてくれます。
シャリ感を感じさせる軽やかな帯地には、
淡い白茶 利休緑 薄香の市松を先染糸で織だし
それを背景にふっくらとした緯糸にて
かさなりあい蛤に葦や菊菖蒲 波に千鳥 萩 孔雀の羽などを
多彩にちりばめました
ご着用される方のことを考え抜いた、
見事とも言える、創作性の高さを堪能いただきたく思います。
吹き抜ける風に…
季節を一番に感じる、夏のお着物。
夏着物こそ、和の醍醐味とも言えましょう。
染め織りともに様々な素材が揃うお楽しみのなかで、
本当に格高く装っていただけるひと品でございます。
夏の訪問着、付下げ、紋付色無地などに、
手織りならではの心こもった織りあじをお楽しみください。
【 泰生織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.8
1836年(天保7年)創業
1957年(昭和32年)設立
前身は明治期の西陣屈指の機屋・泰成織物。
1957年に「新たに生まれる」の意を込め
「泰生織物株式会社」を設立。
高級工芸帯地の織元として現在に至る。
織技術・締めやすさへの工夫にはじまり、
絹と箔をたくみに用いながら意匠力、
独自の配色など有形無形の技と品質に
こだわりを持って帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.4m(お仕立て上がり)
帯の柄付け:太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、お茶席、お食事、夏のフォーマルのお席
◆あわせる着物 夏の訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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