商品番号:1522178
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
かの人間国宝の経錦を再現し、その上質な袋帯を生み出した【 高島織物 】。
シンプルながらその意匠美、機能美、そして組織美を追求した
逸品九寸名古屋帯をご紹介いたします。
ひと目で「よきもの」とわかる素晴らしい風合いは、
一度お手にとっていただければすぐにご納得いただけることでしょう。
こちらのお品は、デザイン性だけではなく
絵緯糸を使わないので軽く、経組織のため締めやすく、シワに成りにくい特性があります。
色無地や付下げ、小紋や織りのお着物などにあわせて…
お茶席やお稽古、観劇、お出かけなどに活躍すること間違いなし!!
ぜひお手元で永くご愛用頂ければ幸いでございます。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします。
【 お色柄 】
いにしえへ想いをはせるようなロマンと品格が漂うのは、
名門ならではの技と感銘頂けるお品と存じます。
しなやかに織りなされた帯地は銀の箔糸を用いて
しっとりと煌めく仕上がりに。
お柄には松菊七宝紋の繊細な意匠が高貴に織り成されました。
高雅な面持ちに荘厳な佇まい。
お着物姿に一層の気品をもたらす一条でございます。
留袖、訪問着、付下げなどに合わせていただいて華やかな和姿に。
名門の巧みが織り成す美の結晶を、是非お手にとってご確認くださいませ。
【 高島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.353
大正4年(1915年)創業
古典美を基調にしながら、現代的な
感性を吹き込んだ「着る人を彩る」帯を
追求し、ものづくりを続けている。
ローマングラスの輝きを引箔で表現した
「青銅箔」のシリーズが有名。
【 沿革 】
1915年 初代・髙島茂七が京都・西陣にて織物業を始める
1940年 髙島茂七没
1948年 二代目・高島シズ子により西陣にて織物業を再開
1958年 髙島織物株式会社を設立
1966年 引箔の八寸を手掛け、製造販売開始
引箔袋帯の製造開始
1974年 業界に先駆けてデザイン室を開設
意匠、組織、素材の開発に尽力
1980年 新しい引箔の開発を目指し古代のガラス工芸
ローマングラスに着目、研究に着手
1982年 ローマングラスの神秘の輝きを引箔の技法を
駆使して再現した「青銅箔」を発表
帯のたかしまの代表的ブランドとして定着
1983年 引箔の表面加工に漆を使用した「本金彩漆箔」を発表
1984年 西陣の中でも振袖用袋帯に力を入れた
髙島織物が、全通袋帯「優」を発表
金箔、銀箔をレーザーで焼き付けたハイテク技術
「四次元箔」を発表
1985年 900 ジャガードを導入
1200 ジャガードを導入
細い緯糸を使った「繻珍織」を発表
1986年 従来の3~4倍の太さに裁断した引箔を用いた
創業70周年記念作品 「絢錦」 実用新案登録
1991年 「天象青銅箔」「螺鈿青銅箔」「福寿」等
意欲的に新商品の開発に取り組む
2000年 振袖用袋帯「花こよみ」を発表
2001年 振袖用袋帯「七彩織」を発表
2003年 振袖用袋帯「上品錦」を発表
2005年 振袖用袋帯「花ロマン」を発表
2015年 創業百周年を迎える
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80.7%
ポリエステル8.4%
分類外繊維(紙)7%
レーヨン3.9%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
高島織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇、お食事、など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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