商品番号:1521816
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
本物を愛すお方に…
”たつむら”ならではの豪華な色彩と、その意匠構成が魅力的な、
袋帯を仕入れて参りました。
極しなやかに、しっかりとした厚み。
その手触りだけでも、どれほどの表現のこだわりがあるか感じずにはいられません。
まず、間違いのない老舗処。
お手にとっていただければきっとおわかりいただけることと思います。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
「 花唐草 」こう銘打たれた作品です。
さらりとしなやかな織味の帯地はおだやかなオフホワイト。
お柄には一面、唐花模様が織り表されました。
金糸、金の箔糸を併用して、茎部分、花部分で風合いを変化させております。
地色に冴える、白や金、銀の彩り。
所々に込められた藤色、青箔糸が、そっと知的な華やぎをもたらして。
ひと目でその艶やかな美に吸い込まれるような心地がいたします。
龍村流の古典文様の美をご堪能下さい。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
どのような場にも自信をもってお召しいただける一条です。
ぜひこの機会に、老舗の逸品を。
その織り口とともに、お手元にて末永くご愛用いただきたく存じます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸繊維除く)
長さ約4.4m(仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No644 龍村美術織物謹製
帯芯おすすめ:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お食事会、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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