商品番号:1520911
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
数ある中でも塩瀬帯でここまでの作品は滅多とございません。
名門、染の北川の意志を受け継ぐ京の染匠、
一富司より、手仕事光る塩瀬九寸帯のご紹介です。
名前をご存知ない方でも、
北川から独立した一富司さんの作品を見れば必ずやご納得頂けるでしょう。
大量に作ることなく、コストがかかっても実際に締めて喜ばれる一本を作りたい。
ハイセンスかつ、上質な仕上がりは、名門の作品に対する真摯な姿勢をしっかりと感じさせてくれます。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
染めの表情そのものが、勝負となる塩瀬の染帯。
まさに極上の染め色を堪能いただけることでしょう。
染料をぐんぐんと吸う上質な塩瀬地。
深く気品高い焦茶色に染め上げ、
丁寧な手描き友禅にて、満月に飛び立つ鶴を描き出しました。
贅沢にあしらわれた高雅な金箔に駒刺繍の輝きも相まって、
溢れんばかりの品格で後ろ姿を飾ります。
唯一無二の存在感と風格を感じさせる表情は、
細部に渡り、まるで見惚れてしまうほどの染の美しさを兼ね備えた一品となりました。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4.3mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、パーティー、趣味のお集まり、お食事会など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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