商品番号:1520684
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
美しき海、美しき風、そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。
その自然感豊かな仕上がりが映える、
大城廣四郎織物工房の南風原花織九寸名古屋帯のご紹介でございます。
今回のお品は花織に加えて帯地の絣織が際立つ逸品。
特に良きお色柄が入荷しました。
この美しい色彩をぜひお手元でご堪能いただきたく存じます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
ハリ感のある表情豊かな帯地は
シックな黒とグレーを基調とした間道柄を浮かべた、
しなやかできめ細かい手触りの帯地。
お太鼓には青の濃淡を用いた雪華のような花織模様を織り上げております。
シンプルながら、奥行きある表情が大変魅力的に感じられます。
南国の織物らしい独特の表情はそのままに…
現代の街並みにしっくりとなじむ、洗練されたハイセンスなデザインです。
【 大城廣四郎織物工房について 】
黄綬褒賞受賞伝統工芸士・卓越技能賞(現代の名工)受賞の大城廣四郎。
戦後、琉球かすりをここまで発展させることができたのは氏なしでは語ることができません。
沖縄の伝統産業のほとんどがそうだったように、
琉球かすりもまた家業として受け継がれてきました。
小さな頃から家の仕事として手伝いをし、ものごころついた時には
すでに絣の技術を身につけていたという人が多いのもそのため。
廣四郎さんも職人たちが話すのを聞いているうちに、
自然と機織の基礎が身についたと語られていました。
廣四郎さんが織をはじめたのは戦後のこと。
琉球かすりは戦前は沖縄本島南部、那覇泊といった地域で作られていましたが、
戦後は南風原町を中心に復興され、現在はそのほとんどが南風原産です。
その南風原町に大城廣四郎織物工場はあります。
現在は二代の大城一夫氏、孫である大城拓哉氏が
伝統の技を守りながら、現在の感覚や素材でアレンジした
独特の作風の作品を発表されております。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100% 長さ約3.6m~3.8m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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