商品番号:1520391
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
華やぎの意匠を…
本格フォーマルを得意とし、ええもん機屋として名の高い『河合美術織物』より
大変希少な九寸名古屋帯をご紹介いたします!
ここ数年は名古屋帯の制作をされていなかったようで、
かなり久しぶりのご紹介でございます。
今回現代シーンに合った色彩、お柄で新たに創作されました。
数は多く制作されていないため、ご紹介の機会は限られてくることでしょう。
ハイクラスな名古屋帯をお探しの方へおすすめ致します。
その質、センスに間違いはございません。
この貴重な機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
しなやかな帯地には所作の度に浮かぶ華菱の紋意匠地。
清雅な灰梅色の地には、金箔糸が織り込まれており
一層の華やぎを演出しております。
お柄には金箔糸を背景にした優美な色糸を用いた松丸文の
鮮やかな意匠がふっくらとした豊かな糸使いでその意匠を綾なしました。
完成された古典の意匠で、名古屋帯であってもその風格を備え、
祝儀のお席にも相応しい、見事なまでの品格を漂わせます。
より磨きがかけられ、さらに輝きを増す、老舗の心意気。
こちらをしっかりと感じ取っていただけることと思います。
古典の美匠には、「本物」の美が備わっております。
この先ずっと変わることない華やぎを演出してくれることでしょう。
しっかりとした織のたっぷりとしたボリュームは、まさに正統派の帯の感触。
本物志向の方にきっとご納得いただける仕上がりです。
お柄軽めの訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召にも…
お手元で末永くご愛用いただけましたら幸いでございます!!
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の
復元を完成。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを約3.9mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
西陣織工業組合証紙No.47 河合美術織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、お食事会、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、格の高い小紋、御召など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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