商品番号:1519365
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
知る人ぞ知るの織り処「田村屋」。
市場では決して多くのお品が出回ってはおりません。
通の方はご存知、隠れた名門
京都・美山の工房『蛍庵』による全通袋帯を仕入れて参りました。
滅多とご紹介もございませんので、
お探しの方はどうぞご検討下さいませ。
【 お色柄 】
銘「 利休所田蛤型香合文 」
柔らかくしなやかな風合いの帯地は生成り色を基調に…
帯地全体に金箔糸を織り込み内側から輝くような
品良き表情に緋色と小豆色を段文状に織り表しました。
意匠には「利休所田蛤型香合文」と題された意匠が全通に渡って
多彩な色彩と金箔糸を用いて贅沢に仕上げられた一条。
蛤などの二枚貝は、ほかの組の貝殻とは決して合わないという特性があり
江戸時代には、女性の結婚が末永く幸せであることを願い、
婚礼調度や雛道具に組み込まれ、親しまれました。
地風が味わい深く、個性を感じさせながらも
シンプルに飽きの来ない表情です。
他とは差のつくセンス溢れる一条!
一期一会のこの機会に、どうぞご検討くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 田村屋 蛍庵について 】
京都・美山に工房を構える
創業者で庵主の田村螢成(けいせい)氏。
伝統に新しい息吹を与える独自の作風が高い評価を受け、
帯にとどまらず、数々の斬新な着物つくりや美術的アート作品など、
広く創作活動を続けていらっしゃいます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の
登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、初釜、パーティー、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格の高い小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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