“掲載14日迄!” 【山口織物】 特選西陣唐織袋帯 「秋花草尽し」 西陣唐織の系譜… 本流の業!品格漂うフォーマル帯!

¥169,800
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田渕 健太

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【 仕入れ担当 田渕より 】
一世紀の時の中に、その偉業は西陣の伝説になりつつあります。

山口家の系譜を正しく受け継ぐ山口織物より、
唐織のボリュームの格調高い特選品のご紹介です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。


【 お色柄 】
しなやかな地風の上質なクリーム色の帯地。
すっきりと穏やかな印象の中に、
ふっくらと密な唐織にて秋を彩る花々の意匠を緻密に丁寧に織り成しました。

ふっくらと気品高く織り成した名匠ならではの卓抜した意匠デザイン。
帯地の上等さを体現する、しなやかな素材感。
まさに名門ならではの仕事ぶりと、納得の織り上がりでございます。
日本古来の伝統に、しっとりとした和の華やぎも感じさせる逸品です。


【 山口伊太郎・安次郎について 】
織物の町、西陣。
この町が世界に誇るご兄弟…
山口伊太郎翁(1901-2007)、山口安次郎翁(1904-2010)。
昨年秋の相国寺承天閣美術館における「能装束展」の際には、
特別イベント「相賀の能」に翁自身お越しになられており、
御歳を感じさせないその矍鑠(かくしゃく)とした佇まいに
連綿と受け継がれる西陣匠の風格を感じたものです。

その翁も…
2010年2月7日、惜しまれつつも永眠されました。
伊太郎氏は「源氏物語錦織絵巻展」を織り上げ105歳にてご逝去、
安次郎氏も、12歳で家業に従事されて以来、生涯現役でいらっしゃいました。
27歳に独立、太平洋戦争にて一時中断をよぎなくされるも43歳で再開、
昭和25年(1950年)にはGHQ最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥に
能装束裂地を寄贈し、同時に金剛流能装束を復元。
55歳よりは事業を息子に譲り、江戸時代の能装束の復元に専念、
能楽宗家の依頼だけでも130領、総数では300領を超える能装束を手がけたという…

究極の表現技術を用い、織物による源氏物語の再現を目指した兄。
自ら製織し、能装束300領をも完成した弟。
それらはフランス・ギメ東洋美術館、英国・V&A美術館等をはじめ、 世界各地の美術館に収蔵されています。

一世紀の時を経て―
兄弟の偉業は、西陣の伝説になりつつあります。

本品は、その安次郎氏による特選品でございます。
次代に伝わる翁の織技や感性、美へのこだわりというものは、
安次郎氏創業による山口織物に、しっかりと伝えられております。

<経歴>
明治37年(1904年) - 京都・西陣で生まれる。
大正5年(1916年) - 12歳で家業に従事。
昭和6年(1931年) - 27歳で創業。その後、太平洋戦争開戦により一時中断。
昭和22年(1947年) - 43歳の時に再開。
昭和25年(1950年) - 連合国最高司令官マッカーサー元帥に能装束裂地を寄贈。
 同時に、金剛流能装束を復元。
 以来、能楽宗家の依頼により数々の能装束を手がける。
昭和59年(1984年) - スウェーデン国立民俗博物館で能装束展を開催。
 イギリス・チャールズ皇太子夫妻の西陣見学の際に、
 織の実演を行うと共に能装束を献上。
昭和60年(1985年) - デンマーク国立博物館で能装束展を開催。
平成11年(1999年) - フランス・リヨンで能装束展を開催。
平成12年(2000年) - 能装束「厚板立涌に牡丹文様」を
 ヴィクトリア&アルバート博物館に寄贈。
平成14年(2002年) - 東京・大倉集古館にて
 「山口伊太郎・山口安次郎兄弟二百歳記念 千年の織物 二百歳の夢」展を開催。
平成15年(2003年) - イギリス・ロンドンにて能装束展開催。
平成17年(2005年) - 静岡・佐野美術館にて「特別展
 千年の伝統をつむぐ西陣の織物 山口伊太郎・山口安次郎の世界」展を開催。
平成21年(2009年) - 9月14日より京都 相国寺・承天閣美術館にて
 「山口安次郎作 能装束展-心と技の饗宴-」を開催。
平成22年(2010年) - 老衰で死去。享年107(満105歳没)。


【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)

多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の
登録商標である。

素材・サイズ・TPO

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.35m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.79 山口織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~11月頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、パーティー、お食事会など

◆あわせる着物 訪問着、付下げ、紋付色無地

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