商品番号:1518516
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
シンプルでありながら織りの技が光る一条。
ご存知名門・渡文より、手織りの逸品をご紹介致します。
今回ご紹介のお品は2010年西陣織大会において、
内閣総理大臣賞を受賞した傑作でございます。
お仕立て上がりで奇跡的に入荷しました。
このセンス他にはございません。
他にはなきお洒落物をお値打ちにお探しの方へ。
御仕立て上がり品との出会いは一期一会。
次回のご紹介時はお約束できません。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
箔糸をたっぷりと織り込みながらも、
しなやかさを兼ね備えた淡黄色の帯地。
お柄には太箔糸やモール糸等を用いて
様々な彩りの創作模様を織り成して。
ざっくりとした部分や、
立体感を生み出す太糸を用いて織りの表情豊かに仕上げられました。
飽きのこないハイセンスな仕上がりとなっています。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが概ね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
たたみ皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスさせていただきます。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% (金属糸風繊維を除く)
長さ約4.5m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、街着、お食事、趣味のお集まり、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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