商品番号:1530551
【 仕入れ担当 田渕より 】
創業は文化年間。
有名着物雑誌や、弊社展示会でご存知の方も多いかと思います。
永井織物は永治屋清左衛門。
個人的にも思い入れが強く、大好きな織元さんであります。
今回ご紹介が叶ったのは永治屋のサイトにも掲載のある
和更紗唐織小袖文。
本品のような重口の作品は滅多とございません。
お目に留まりましたらごゆっくりとご覧下さいませ。
【 お色柄 】
しっとりとしなやか。
目方を感じる密な織口の地は、
すっすっと浮かぶ節糸が素朴な魅力を放って。
地色は白鼠色で、
ふっくらとした緯糸を用いて和更紗模様を織りなしました。
インドより伝わる更紗を見事に復元し、
彩りに統一感をもたせた表情は一切の無駄のない、研ぎ澄まされた感性に溢れます。
風雅な和姿を…
心ゆくまでお楽しみいただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 永治屋清左衛門について 】
遡ること、200と有余年…
江戸時代後期、京都府北部の丹後地方にて生糸問屋として創業され、
生糸問屋と丹後ちりめんの製造を併業し、ちりめんのブランドとして一世を風靡。
その後は白生地のトップブランドの主力メーカーとしてて製造を営まれ、
現在は、数少ない老舗織元として染織品の制作や復元を行っております。
そんな名門の特徴の一つに『糸』があげられます。
糸問屋から始まったということもあり、「糸」には強いこだわりがございます。
使用する糸は世界最高峰の糸メーカー糸を元に撚糸を加えたオリジナルの生糸でございます。
染めムラがなく絹糸の繊度が均一であり、限りなく細い絹糸を求めて、
たどりついた世界最高峰の糸。
特徴のもう一つは製造過程にもございます。
京都で確立された分業製により、通常は30工程以上に及ぶ工程を外注によって制作されますが、
本織元では絹糸の撚糸から染色・図案の考案など、ほとんどの工程を自社職人によって制作しております。
これらは、長年守り続けた技術の蓄積によって成しえ、他の織物にはない作品が創れるのです。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※ガード加工済み
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 53cm(1尺4寸0分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 26.5cm(7寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷の季節
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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