商品番号:1518030
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【 仕入れ担当 田渕より 】
洗練された美しさ…
絣によって表される輪郭のつかめない美…
古典美術の本場大島紬としては、最高峰のブランド、
都喜ヱ門の本場白大島紬をご紹介致します。
海を渡り世界中の専門家に「ペルシャ絨毯をしのぐ」と驚愕させた絵画のような『織物』。
伝統的技法をベースにしながらも古代建築物などの絵画的な要素のデザインをより忠実に表現するために、
絣や染色方法を変え、試行錯誤のうえ一つの『美術品』として完成された一枚。
都喜ヱ門の白大島はお仕立て上がり品でも人気が高く、相場も中々下がりません…
是非この機会をお見逃しないようお願いいたします。
【 お色柄 】
「藤白泥」という、白薩摩の泥土に、藤絹織物独自の技法を駆使し、
古来伝統の泥染めの持つ多くの特徴に加え、
白糸に渋い光沢としなやかな風合いを与えております。
白大島ならではのやわらかな白地には
淡藤色や青磁色などの彩りが重なり合って曲線を織りなして。
平織りにもかかわらず、絣あわせの彩りが醸し出す奥行きある臨場感。
織り描きあげられた絵画のようなその印影が何色とは言い難い様々な彩りにて表現され、
遠めには染めと見まごう素晴らしき完成度。
これが全て一本一本の絣糸から出来ていると考えると…
本当に気が遠くなるほど。
大島紬が世界最高峰の絣技術を持っていると言われるのも納得でございます。
織の巧みさはもちろん、その大島の彩りもまた、都喜ヱ門ならではの出来栄え。
一度、手にとってご覧いただければ、他の大島とは一線を画すその美しさを
感じていただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 藤都喜ヱ門について 】
本名:藤都喜七
藤絹織物の創業者
藤絹織物を設立し、色大島、白大島、さらに
独特の美術大島を開発し1973年に
「都喜ヱ門ブランド」を誕生させた。
大島紬の振興に生涯をささげた功績で
1997年に南日本文化賞受賞。
1999年1月、惜しまれつつも88歳の生涯を閉じる。
【 都喜ヱ門ブランドについて 】
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した
名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門(本名:都喜七)が
起こした古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:藤紫色
身丈(背より) | 161.5cm (適応身長166.5cm~156.5cm) (4尺2寸6分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 27.5cm(7寸3分) |
後巾 | 32cm(8寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、お出かけ、観劇、お食事、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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