商品番号:1517466
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
【 誉田屋源兵衛 】より、半世紀以上の
年月をかけて作成された【 古箔 】を用い、
重厚な表情で織り上げられた、希少な袋帯のご紹介です。
様々な箔糸、素材を巧みに使いこなす誉田屋の中でも
特に希少性の高い箔糸を用いた逸品クラスのお品。
【 商品の状態 】
リサイクル仕立て上がり品として
仕入れました締めあとが残っていますが
お太鼓箇所は美品でございます
お目にとまられましたらぜひ
ご検討ください!
【 お色柄 】
六通にわたり織り出された
漆黒の箔錦の地に
お太鼓柄にてたっぷりとした柄付けで
緑青色濃淡の古箔を引箔に用い、木の葉 水滴のような
モダンな意匠が織りだされております。
古箔は自然にその彩りをくすませ、風合いを
深めるために、作成してから50年以上の歳月寝かせる
特殊な箔のため、箔糸そのものが中々ございません。
まさに唯一無二のお品となります
自然に歳月を重ねたからこその深みある箔の彩りと、
誉田屋の高い製織技術、抜群の意匠センスを、
訪問着、付下、色無地、江戸小紋などのお着物との
コーディネートでお楽しみくださいませ。
【 古箔について 】
元来文化財修復の為に国の依頼で製作された箔。
経年の雰囲気味わいを深めるために50年ほど
土蔵等暗所で保管し、半世紀経年させ自然に
くすませた箔を和紙に貼り、糸状に細断した後
機に掛け織り重ねるため独特の古箔斑紋が浮かぶ。
箔に用いられる和紙は兵庫県名塩産のものが
最良とされているが、和紙産地の衰退と共に
失われつつある。
そういった背景から古箔も近年実数が減少、
大変希少な箔となっている。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ4.55m(お仕立て上がり)
柄付け:太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、江戸小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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