【シルバーウィークSALE】 【本場結城紬 縮織】 製織:奥順 地機・手織り 100山亀甲絣 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「独楽」 これぞ結城の源流… 寸法合う方へ!証紙残った希少なちぢみ織! 身丈149.5 裄63

通常価格 ¥398,000
¥238,000
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  • 商品番号1515373
田渕 健太

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田渕 健太

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【 仕入れ担当 田渕より 】
結城紬ファンの方であれば良くご存知でしょう『結城縮(ゆうきちぢみ)』。
一般的な「平織」の本場結城紬に比べ圧倒的に数が少なく、
まさに「幻の結城紬」と言われるお着物です。

本場結城紬の、縮織(ちぢみおり)。
かつては「結城紬=縮織」とされるほど創作数の高いものでしたが、
「本結城=平織」という認識が一般的になるとともに生産数は激減し、
逆に本当に通好みの、一部の織物ファンの間だけのお着物となっております。

証紙もきっちり残った逸品ではございますが、
寸法合う方へ限られる為、現品限りお値打ちにご紹介致します。
お探しの方、お目に留まりましたら是非とも御覧くださいませ。


【 お色柄 】
肌に軽やかに…
微かに感じる細かなシボ感の残る独特の風合い。

お色は吸い込まれるように深い黒色。
意匠には100山亀甲絣によってくるくると回る独楽を織りなして。

飛絣によって生まれる地空は静寂を呼び、
その着姿を静かに、力強く凛と美しくする事でしょう。

年月をへることで生まれる織のなじみ…
縮織は本当に希少。
どうぞ、終生の装いの友として、
お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 結城縮について 】
現在本場結城紬に指定されるものは、以下の4つでございます。

(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

今回ご紹介のお品は、この(2)にあたります。

縮織と平織の大きな違いは、緯糸にあります。
平織の緯線は平糸(撚りのない糸)を用いますが、
縮織の緯糸は、右撚り糸・左撚り糸・平糸、この三種類を用います。

色柄の絣染は平糸に施し、以下の順に織り上げていきます。

(1)右撚り糸(2)平糸(3)左撚り糸(4)平糸…
と、平糸を交えながら撚り糸を交互に織り込むのですが、
最終的に尺巾の反物に仕上げなければなりませんので、
撚り糸の縮率を考慮して、平織よりも一寸ほど巾広の状態で織り上げます。
(緯糸の撚りは、1mで2000回転にも及びます。)
(本品は広巾ですので、さらに巾広の糸かと思われます。)

織り上がりましたら、シボ寄せと言われる、45度ほどのお湯で
じゃぶじゃぶと洗う湯もみを行う事で、撚りがかかっている分だけ
縮みが発生いたします。

それを尺巾の伸子を張り巡らせて反巾を整え、天日乾燥。
(一反に用いられる伸子は、13mのうち、およそ一寸
(約3.8cm)の間隔で、約300本。)

こうして生み出されるサラリとしたシボ感、
それこそが、快適な着心地の秘密なのです。
真綿糸の温もりに独特のシャリ感があいまって、
肌につかない、縮織ならではの地風をお楽しみいただけます。


【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)

茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物

茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。

平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。

戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。

元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。

本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。

【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
    同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
    財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
    『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
    結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
    保持団体の認定に変更
    171名で本場結城紬技術保持会設立
    同会が重要無形文化財「結城紬」の
    保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
    結城紬伝統工芸士認
   (この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
    満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
    不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
    改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
    「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始

素材・サイズ・TPO

- 素材

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:土色

- サイズ

身丈(背より)149.5cm (適応身長154.5cm~144.5cm)
(3尺9寸5分)
裄丈63cm(1尺6寸6分)
袖巾32cm(0尺8寸4分)
袖丈49cm(1尺2寸9分)
前巾24.5cm(6寸5分)
後巾30cm(7寸9分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾32.5cm(8寸6分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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