商品番号:1514537
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
博多織の織元【 協和織工場 】より、
モダンなデザインの博多織の帯地とシンプルな
阿波しじらの綿地を組み合わせた両面使いで
お楽しみいただける特選袋帯のご紹介です。
伝統的な献上柄ではなく、現代的かつシンプルな
お柄付のお品で、袷の時期はもちろん、博多織独特の
ハリ感のある地風と阿波しじらの畝のある地風で
単衣の時期の洒落訪問着や付下、小紋、織のお着物などの
カジュアルスタイルに重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
しなやかでハリとコシのある地風のオフホワイト地に、
白とごくごく淡い薄レモン色の配色で、細い破線状の縞に
唐花を連ねたラインが織りだされております。
またもう片面は阿波藍(科学染料)を併用した
白地にシンプルな墨黒の細縞を織り上げた
畝のあるしじら織地ですので、こちらの面も
コーディネートいただけます。
【 志々良(しじら)織について 】
しじら織りとは、表面に見られる独特のシボが特徴の織物。
もともとは阿波で生まれた綿の織物である『阿波しじら』が
原型で、そのユニークな風合いから、西陣の帯にも
その技法が見受けられる。
経糸と緯糸の張りの不均衡による張力差を利用し、
表面に凹凸状のシボが現れるように織り上げており、
経糸に細く縮んだ生糸を用いているため、従来の
平織の生地に比べ地風が薄地で軽やかな
織上がりとなる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
表地:絹95% レーヨン、ポリエステル、分類外繊維(紙):5%
裏地:綿100%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:表・六通柄 裏・全通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙
製織:協和織工場
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、小紋、織のお着物 など
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