【大蔵ざらえセール】【夏着物】 特選十日町明石縮着尺 「よろけかすれ市松紋」 まるで空蝉のような軽やかさ 着物としてはもちろん羽織モノにも!

商品番号:1497226

通常価格 ¥178,000

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※style画像はイメージの為、帯は付いておりません。

【 仕入れ担当 岡田より 】
らりとした質感で心地よい、明石縮着尺のご紹介です。

程よいシャリ感に、羽衣のようなやわらかな透け感。

この薄く透けてシャリ感のある軽い地風から、大正から
昭和初期にかけて「蝉の羽」と呼ばれ、多くの女性の
旺盛なおしゃれ心を満たしました。

「夏ものといえば明石」と言われるほど、
盛夏の一般的な外出着として人気のあったお品。

夏の定番の一枚として、流行りすたりもなく、
ご年齢も問わずに末永くお召し頂けますし、
お着物としてはもちろん、薄物羽織として
お誂えされますとかなり通な羽織物となることでしょう。


【 お色柄 】
やわらかに透ける、肌に軽やかな黒に近い
濃茄子紺地に、独特の立湧のようなゆらぎと
白のかすれた市松が重ねて織りだされております。


【 明石縮について 】
明石ちぢみの源流は、播州明石(兵庫)と言われており、
19世紀の終わり頃、京都の西陣の夏用の反物の見本を
十日町に持ち帰り、もともとあった十日町透綾
(とおかまちすきや)という織物の技術を応用、
新商品の試作研究が行われた。

その後、緯糸の強撚(きょうねん)と整理法の
技術研究が熱心に進められ、すでに十日町で織られていた
撚透綾(よりすきや)を改良。
緯糸に強撚糸を使用した新地風(じふう)「透綾ちりめん」の
試作に成功し、明治中頃から「明石ちぢみ」と名付けられ
市場に送り出された。

その質感は、絹糸を糊付けしてから、強い撚りをかけて
織りあげ、最後に湯もみといわれる仕上げを行なうことにより、
独特のシボと柔らかな風合いが生まれ、軽くてシワになりにくく、
通気性にも優れてた仕上がりとなる。

戦前まで、独特な清涼感を持った優雅な夏の着物の代表として、
一世を風靡致した。戦後、その生産数は次第に減少したものの、
製造技術は十日町固有の伝統として受け継がれ、今なお
着物ファンに根強い支持を受けている。

- 素材・サイズ

絹:100%
長さ:約12.8m  内巾:36.5cm(裄69cm前後まで)

【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・十日町明石ちぢみ
製織:根啓織物
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期、6月の単衣の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの夏物の名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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