商品番号:1513968
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
木綿の至宝…
重要無形文化財技術保持会員 田中麻実子氏の作品をご紹介いたします。
創業70年を超える老舗工房のセンスあふれる一枚。
手括りの糸に、本藍染め、そして高機による手織り…
どこまでも人と藍の愛情に溢れたお着物のご紹介です。
特にハイクラスな逸品をたまたま仕入れることができました。
通のお方に自身を持って勧めさせていただきます。
見惚れて仕入れて参りました。
このセンス、なかなかございません。
綿のお着物の素朴な表情も見せながら
どこか都会的な一面も覗かせる一枚。
お目に留まりましたら是非お見逃しなく!
【 お色柄 】
藍で染められた糸で織り上げられた深みあるお色。
経絣で藍の濃淡による間道を表現して、
その中には綿ならではの柔らかな地に、
ハイセンスな星くずの意匠が表現されました。
シンプルながら、いつまでも見ていても見飽きるということのない奥行きあるお色です。
【 田中麻実子について 】
1951年 生まれ
1976年 田中寛氏と結婚後、久留米絣製造に従事
1994年 日本伝統工芸展入選
1996年 重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員(織)
2021年 重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員(括り藍染)
【 久留米絣について 】
文部科学大臣指定重要無形文化財(1957年4年25日)
経済産業大臣指定伝統工芸品(1976年6月2日指定)
福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている絣。
1800年頃に現在の福岡県・久留米藩の井上伝という
少女が、久留米絣の織り方を発案。
伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つともされる。
現在では着物の範囲にとらわれず、ストールや
トートバッグ、スニーカーといった製品の素材
にも用いられている。
織機(動力機)と手織のお品があり、
手織のものも、伝統工芸品と重要無形文化財技術の
二種がある。
重要無形文化財指定認定条件
以下の条件を満たしたもの
・手括りによる絣糸を使用すること
・純正天然藍で染めること
・なげひの手織り織機で織ること
綿100%
長さ約12.4m 内巾約37cm(最大裄丈70cm 肩巾袖巾35cm)
久留米絣協同組合の証紙、経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙がついております。
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、ランチなど
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[バチ衿]
水通し4,950円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
[広衿]
水通し4,950円+ポリエステル衿裏880円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
※綿の着物は地厚な生地のため、裏地なしの単衣仕立てとなります。単衣仕立てで冬の季節にもお召しいただけます。袷仕立てをご希望の場合にはお問い合わせくださいませ。
※背伏せなし(背は袋縫い)・ポリエステル糸でのお仕立となります。
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※「水通し」は、お仕立て前に生地の糊を落とし、ふっくらとした風合いに仕上げるために行う工程です。
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