商品番号:1513931
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【 仕入れ担当 更屋より 】
古代炎熱の地、エジプトに咲いた紅花…
可憐な紅の花は紅の色に生まれ変わり、王朝貴族に愛され、
艷やかにして燃ゆる想いの色、恋の色として、万葉の歌人たちを魅了してきました。
そんな自然のお色を写し取り雪国米沢より鮮やかな紅花染の特選紬着尺をご紹介いたします。
『渡源織物』より、柔らかい質感の絹地はしなやかかつ
ほどよいフシ感が素朴な風合いを惹き出す
お好きな方にはたまらない一品…
大人の上質カジュアルであり
立体感のある着姿を叶える洒落着でございます。
まずはごゆっくりご覧ください。
【 お色柄 】
柔らかくきめ細かやで、肌触りの良い紬地…
節の温かみ溢れる風合いが優しい印象のふんわり包み込むような絹地。
お柄には白花色の地の中に、山吹色や竜胆色などが縞状に織りだされ、
落ち着きがありながらも彩り鮮やかで、奥行きのある風合いになっております。
織りの温かみをたっぷりとお楽しみ頂ける、
着れば着るほどに深みの出てる素敵なおきものでございます。
普段着やお洒落着として
長く愛せる創作紬をお探しの方に。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします!
【 紅花染について 】
紅花の染めが盛んな、東北の豪雪地帯。
根気良く花を摘み取って、花餅をつくり、複雑な工程を経て染料がつくられます。
淡雪にも例えられる紅花の色素は、一月二月の最も寒いこの時期以外には、
美しく染めることができないという難しい染料です。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約13m 内巾39cm (最長裄丈約74cmまで 最長袖巾肩巾37cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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