商品番号:1552347
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【 仕入れ担当 田渕より 】
確かな技術と感性が織り成す一条。
織の名匠・近賢織物が手掛ける、
特選半巾帯(四寸帯)のご紹介です。
四寸単帯(よんすんひとえおび)と呼び、
ちょうど八寸なごや帯を半分にした幅の一枚の生地で作られる半巾帯です。
肩の力を抜いたほっこりとした表情は
現代の装いに洗練された余白をもたらします。
しなやかな締め心地と、素材の個性を活かした構成美を
どうぞご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
ざっくりとした味わい深い風合いの帯地。
モノトーンで統一された配色の中に、織りの密度と組織の変化で立体的なリズムを生み出し、
市松のように大胆に構成された意匠。
細かく粒立った節の、やや粗くザックリとした表情。
甘すぎず、モードすぎず、品と存在感を併せ持ち、
紬や小紋、浴衣などにも相性は抜群!
日常のおしゃれを格上げする頼れる相棒として、
年齢・季節を問わず長くご愛用いただけます。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約4.35㎝
帯巾16.5㎝
全通柄
※帯端はかがらずに房が付いた状態ですが、このままご着用いただけます。
◆最適な着用時期 オールシーズン
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、お稽古など
◆あわせる着物 小紋、織の着物、浴衣など