商品番号:1552349
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
ざっくり、素材の風合い楽しんで。
日本最北の織物産地 米沢。
創業100年を超える歴史を受け継ぎし、宝来屋・近賢織物より
特選半巾帯のご紹介です。
洒落感と緻密な技巧を兼ね備え、
帯地全体に涼やかで凛とした印象をもたらします。
小紋や織のお着物とのコーディネートで、
これからの季節は上質な浴衣にも合わせて重宝していただける事でしょう。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ざっくりとした味わい深い風合いの帯地は白緑色と基調として、
抽象化された菱模様を織りなして。
立体感ある粒のような色糸がアクセントに点在しており、
まるで雪とも水しぶきともつかぬ儚いモチーフが、帯全体に動きと詩情を与えています。
またこちらは双図全通となっており、手先から半分はシンプルな菱模様のみとなります。
やわらかく視覚に響き、素材の風合いやハリを引き立てています。
軽快な風合いは、これからの季節の浴衣にも上品な存在感を演出します。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35㎝(お仕立て上がり時)
帯巾16㎝
双図全通柄
※帯端はかがらずに房が付いた状態ですが、このままご着用いただけます。
◆最適な着用時期 オールシーズン
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、お稽古など
◆あわせる着物 小紋、織の着物、浴衣など