【室染織】 本手加工京友禅付下げ着尺 「雪輪」 総柄のハイクラスな付下げ。 上質な大人の社交着！

【　仕入れ担当　中村より】
品格の中にきりり映える本物の色彩。
多彩使いの中に、確かな良きものを感じさせるその力。
身に纏うお方こそに、本物を感じて頂けることと思います。

贅沢な総柄の付下げ着尺をご紹介いたします。
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ。


【　色柄　】
しっとりとまるで水分を含んでいるかのような絹地。
極上の絹布を極上の友禅で染め上げております。

深い紫色に染め上げて。
その地には細やかに描き出された、
金彩を用いた雪輪の意匠。
すっきりとした印象で、まるで見惚れてしまうほどの美しさを兼ね備えた一枚です。

仰々しさを嫌う、大人の本格フォーマルとして。
お付き添いからお茶席などに。
帯合わせ次第でフォーマルからカジュアルなパーティーにもご対応いただける特別なひと品です。



【　室染織について　】
陶流染作家、山室圭が2010年に創業。
ヒロミチナカノ、岩下志麻プロデュース作品を手掛けるなと作品作りは多岐にわたる。

【　菱健について　】
1949年（昭和24年）設立
創業者　初代古川健三

菱健という屋号は、吉友商店の屋号「菱友」の
菱と初代・古川健三の健を取って名づけられた。

「本流にこだわる」を基本理念に、京都に在籍する
無名の伝統工芸士や職人が持つ「ハンドメイドの味」を
活かし、きものに表現するものづくりをしている。
菱健の『桐壷』ブランドは業界内外問わず有名。

【　京友禅について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年6月2日指定）
京都府知事指定伝統工芸品

京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅（京友禅、加賀友禅、
江戸（東京）友禅）の1つ。

「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。

明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。

量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月（1976年）には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。