商品番号:1512736
(税込)
職人の魂の宿ったこの作品…
淡い配色の夏の本場琉球かすり着尺(壁上布)のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
琉球かすりらしい伝統的なお柄と、夏物らしい軽やかな風合いに惹かれ
仕入れて参りました!
琉球ものの魅力。
南国の暑い風に…
人々のおおらかな心を感じる。
まるで琉球の美しい光と風が織り込まれているかのようでございます。
使われている撚糸の質の良さ。
そして熟練した織り手が時間をかけて手織りした布の凛とした贅沢さ。
身にまとえば、それらを肌で実感していただけることでしょう。
琉球紅型の染帯や贅沢な花織の帯なども、大変良く似合うおきものです。
淡い配色とシンプルなデザインの一枚ですので、
夏の琉球帯を合わせて、民芸的な印象のコーディネートにお薦めです!
昨今の価格高騰の波は、織り・染めの現場にも確実に影響を与えております。
今後ますます原価高騰が続くと見込まれておりますので、
お目に留めて頂けたお柄があれば、ぜひともお早めにご検討をお願い致します!
【色・柄】
さらりと軽く、肌にそっと馴染む絹地…
清雅な白と淡い淡黄色で横段を浮かべた絹地は、
たてよこの糸の彩りが見事に調和し、
素朴な中に女性らしい風合いを演出してくれます。
お柄には横段のぼかしに合わせて全体に波を思わせる絣柄を浮かべ、
タテにもキリッと細く、青色の縞模様を重ねた独特のデザインを織り成しました。
お柄や色彩の洗練されたバランスは、久米島紬や八重山上布などとも共通点があり、
伝統を受け継いできた琉球絣の歴史が感じられます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約12.7m 内巾36cm(裄丈68cmまで)
経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙、
沖縄県伝統工芸品之証、沖縄県織物検査済之証が付いております。
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前単衣から盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、コンサート、行楽など。
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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