夏姿を上品に彩る…
西陣・橋本テル謹製の、夏袋帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
すっきりと淡く、軽い風合いの帯地と
古典をベースにしつつも、モダンな風情も香る意匠美に惹かれ
仕入れて参りました!
夏物らしく、すっきりとした合わせやすいお柄の重宝帯。
盛夏はもちろんのこと、その合間にお召しの紗合わせ訪問着や絽紗合わせ訪問着、
または単衣のフォーマルおきものに、大変ピッタリです。
西陣でも数少ない一品をお値打ちにご紹介させていただきます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
どうぞお手元にてお確かめ下さいませ!
【色・柄】
爽やかなシャリ感を備えた絽地は、
ごく淡い白鼠色を基調として。
意匠には「市松に飾り華文」の装飾柄を織り成しました。
シンプルな構図にキラリと光沢感が際立つ、
夏姿に重宝頂ける面持ちに仕上がっております。
夏の着物は、流通量が絶対的に少ないため、
それに合わせた帯も色柄の優れたものは手に入りにくく希少なものとなっております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 橋本テル織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.602
創業1900年頃(明治中期)
西陣の織元。
「伝統を経糸に 想像を緯糸に」をモットーに
唐織や紹巴、佐賀錦をはじめ夏物などの帯を製織。
着物の企画製作も行っている。
【 沿革 】
1900年頃 初代・橋本初三郎が西陣で帯手機業を創業
1952年 二代・橋本昭雄独立創業。
家業を継ぐ。
1973年 株式会社橋本テル織物法人設立
1998年 三代・橋本博之社長就任
2023年 四代・橋本鴻太朗社長就任
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の
登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.4m(お仕立て上がり)
耳の縫製:袋縫い
◇六通柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前の単衣から盛夏にかけて)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、お茶会、お食事会など。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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