商品番号:1507805
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
このようなお品をご紹介できること、大変嬉しく思います…
ご存知、初代・由水十久氏の幻の遺作、
傑作色留袖を仕入れて参りました。
もうお亡くなりになられておりますから、
初代の作品がこうした販売ルートにのること自体、滅多とございません…
残念ながら訳あり品でございますため、
信じられないほどの破格値でお届けさせて頂きます。
着物としてのみならず、美術的価値ある作品でございますので、鑑賞品としても。
その価値は計り知れません。
まずはどうぞじっくりと、その世界観を堪能くださいませ。
【 お色柄 】
ごくしなやかで肌すべりのよい、極上の絹地。
落ち着きある柳鼠色を基調とした濃淡色で暈し染め上げ、
お裾にはたっぷりと松の意匠が描かれて。
後ろ身頃には、少しの休息でしょうか、
竹箒と巻物、そして寝そべる二人の童の姿が表されております。
きっと画面上からでも、
その奥行きある人物描写を感じていただけることと思います。
毛よりも細い糸目の友禅であしらわれた細部。
衣服の質感までもを描ききる由水十久氏ならではの精緻な筆使い。
研ぎ澄まされた空間性を感じさせて…
見るものすべてを幽玄の瞬間へいざなうかのよう。
繊細さの極地ともいえる糸目糊の輪郭線の中に施された、格調高い彩色表現。
大胆な構図と緻密な絵筆使いで描きあげられた超一流の美的感性。
図案から染めあがりまで妥協を許さず自身の美意識を貫徹させる匠の情熱。
まさに一筆入魂、一生一筆の素晴らしい作品です。
自信を持って言えます。
どうぞ、家宝にしてくださいませ。
子々孫々に受け継いでゆくべき一枚でございます。
もう二度と作られることのない美術品でございますので…
本当に大事にしていただける本物志向の方にお届けさせていただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
肩や袖を中心にヤケがございます。
童子のお顔にアクが浮いているのと、
画像のような汚れが全体に点在しております。
(画像の矢印の幅は1cmです。撮影箇所は左袖付け、上前衿先、衿裏です。)
また裏地がダブついてしまっております。
【 初代 由水十久について 】
加賀友禅作家
本名:由水徳男
加賀友禅の特集には必ずと言って良いほど
名前と作品が紹介される昭和を代表する加賀友禅作家。
幼少より日本画を能くし、日本国内はもちろん
海外でも個展を開くなど才能を発揮。
写実的な草花模様が中心の加賀友禅の中で、
模様としては最も扱いにくい題材とされる人物画を好み
能・歌舞伎・郷土芸能・あるいは古典文学などを題材に、
着物だけにとどまらず、染色による大画面の壁画装飾や
額装、軸などにも意欲的に取り組みその才能を発揮した。
1913年 石川県金沢市生まれ
1927年に京都に出て、紺谷静蕉のもとで
10年以上友禅染めの修行を行い1938年に独立。
1947年には、創作活動の場を故郷の金沢に移し、
金沢に戻った後も精力的に活動を続ける。
1966年ごろには、東京、大阪、金沢、仙台など
日本各地で個展を開催。
1975年には「加賀友禅由水十久作品集」を出版した。
1977年には伝統工芸士、1978年には石川県の
指定無形文化財加賀友禅技術保持者に認定される。
十久が好んで作品のモチーフに用いた
童子(小さい子供)の柄『うなゐ』が有名である。
【 経歴 】
1913年 金沢市加賀大野港(現在は金沢港)に生まれる
1927年 京都に出て紺谷静蕉の門に入り友禅染めの修行をはじめる
1938年 京都にて独立
1947年 故郷金沢に帰り仕事をはじめる
1966年 日本各地で個展を開催
(東京・大阪・神戸・金沢・仙台・高松など)
1973年 加賀染振興協会理事となる
1975年 「加賀友禅 由水十久 作品集」を出版
1977年 伝統工芸士に認定される
1978年 石川県指定無形文化財加賀友禅技術保存会会員に認定される
染め絵集「うなゐ」豪華本を出版
1982年 アメリカシアトル市より招待を受け、
シアトル市文化ホールにて個展を開催
染絵集「夢幻泡泛」を出版
1983年 第6回「石川テレビ賞」を受賞
1984年 ユニセフ1984年版「ユニセフ・グリーティングカード」の
デザインに、染絵集「うなゐ」より2点の作品が採用される
「続由水十久 作品集」が出版される
1988年 7月10日死去 享年74歳
7月15日「第8回 伝統文化ポーラ大賞」を受賞する
【 初代 由水十久について 】
加賀友禅作家
本名:由水徳男
加賀友禅の特集には必ずと言って良いほど
名前と作品が紹介される昭和を代表する加賀友禅作家。
幼少より日本画を能くし、日本国内はもちろん
海外でも個展を開くなど才能を発揮。
写実的な草花模様が中心の加賀友禅の中で、
模様としては最も扱いにくい題材とされる人物画を好み
能・歌舞伎・郷土芸能・あるいは古典文学などを題材に、
着物だけにとどまらず、染色による大画面の壁画装飾や
額装、軸などにも意欲的に取り組みその才能を発揮した。
1913年 石川県金沢市生まれ
1927年に京都に出て、紺谷静蕉のもとで
10年以上友禅染めの修行を行い1938年に独立。
1947年には、創作活動の場を故郷の金沢に移し、
金沢に戻った後も精力的に活動を続ける。
1966年ごろには、東京、大阪、金沢、仙台など
日本各地で個展を開催。
1975年には「加賀友禅由水十久作品集」を出版した。
1977年には伝統工芸士、1978年には石川県の
指定無形文化財加賀友禅技術保持者に認定される。
十久が好んで作品のモチーフに用いた
童子(小さい子供)の柄『うなゐ』が有名である。
【 経歴 】
1913年 金沢市加賀大野港(現在は金沢港)に生まれる
1927年 京都に出て紺谷静蕉の門に入り友禅染めの修行をはじめる
1938年 京都にて独立
1947年 故郷金沢に帰り仕事をはじめる
1966年 日本各地で個展を開催
(東京・大阪・神戸・金沢・仙台・高松など)
1973年 加賀染振興協会理事となる
1975年 「加賀友禅 由水十久 作品集」を出版
1977年 伝統工芸士に認定される
1978年 石川県指定無形文化財加賀友禅技術保存会会員に認定される
染め絵集「うなゐ」豪華本を出版
1982年 アメリカシアトル市より招待を受け、
シアトル市文化ホールにて個展を開催
染絵集「夢幻泡泛」を出版
1983年 第6回「石川テレビ賞」を受賞
1984年 ユニセフ1984年版「ユニセフ・グリーティングカード」の
デザインに、染絵集「うなゐ」より2点の作品が採用される
「続由水十久 作品集」が出版される
1988年 7月10日死去 享年74歳
7月15日「第8回 伝統文化ポーラ大賞」を受賞する
【 加賀友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年5月10日指定)
石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と並ぶ、三大友禅のひとつ。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる
藍・えんじ・黄土・草・古代紫の加賀五彩を基に
糸目友禅のみで仕上げられる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
「藤輪に五三桐」の抜き三つ紋入り
身丈(背より) | 156.5cm (適応身長161.5cm~151.5cm) (4尺1寸3分) |
---|---|
裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 44cm(1尺1寸6分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、パーティー、お茶席、芸術鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています