商品番号:1507268
(税込)
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【 仕入れ担当 吉岡より 】
別名、「西洞院(にしのとういん)辻が花」―
辻が花絞り染めの大家・大脇一心氏の作品でございます。
通の方のお洒落着として…
希少な氏の作品の中でお気に入りのお色柄を探すことは難しいかと存じますが、
今回中々ない紬地で良きお色柄のお品を仕入れて参りました。
中でも一面を覆い尽くすような重口のお柄付け…
われわれ呉服業界の世界では、かの有名な久保田一竹氏よりも人気が高く、
業界人ではお品は競り合い、普段はそのお品さえ見ることままなりません。
その手仕事は…まさに本物。
お目に留まりましたら何卒お見逃しなきようお願い申し上げます。
【 お色柄 】
ふうわりと柔らかな風合いの紬地を
しっとりと落ち着いた灰色を基調に染め上げて。
そこに贅沢に絞り染めにてあらわされましたのは、
疋田を込めた枠取りに氏の代表的な辻ヶ花の意匠。
お色は珍しい、淡い曙色を基調に表現されております。
女性らしいやわらかな気品を醸し出しております。
見事な構図に、繊細で確かな手仕事。
見れば見るほどにその良さをおわかりいただけることと存じます。
大人の女性にこそ着こなしていただきたい、趣き豊かな表情。
どこまでも奥行きある美の感性。
高級感の極められた大人の雰囲気に仕上がりました。
美しい技たちが競演して創作された一枚でございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大脇一心について 】
染色作家(辻ヶ花)
桃山時代の一時期にだけ花開き、
江戸期には途絶えてしまった辻が花染の研究と
復元に力をそそぎ、東京歌舞伎座の大緞帳を
手掛けた日本を代表する辻が花染作家。
『西洞院辻ヶ花』と呼ばれる独自の辻ヶ花は
古典を踏襲しながら、現代のシーンにマッチする
デザインと創作性で多くのファンを魅了している。
【 経歴 】
1939年 名古屋生まれ
1958年 吉村春吉に師事し、染色の世界に入る
1971年 より高次元の創造的活動を求め、同社を退社
1971年 「西洞院辻が花」を発表
(渡米し、約5年間NYに在住)
1981年 東京歌舞伎座大緞帳「辻が花賛歌」製作
1987年 全国日本学士会より「アカデミア文化賞」を受賞
1990年 歌舞伎座大緞帳「高山麗花」制作
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
◆八掛の色:曙色
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 58.5cm(1尺5寸4分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈65.5cm(1尺 7寸 2分) 袖巾33.5cm(8寸 8分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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