商品番号:1501352
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
さらりとしていながら、程よいシボ感が心地よく、非常に着心地優れた本塩沢。
『やまだ織』による特選本塩沢訪問着をご紹介いたします。
105年以上の歴史を誇る「やまだ織」の本塩沢は、
さらりとした着心地とシワになりにくい風合いの良さから大変な人気がございます。
塩沢独特のシボ感をお楽しみいただける織りあがり。
とてもお召し頂きやすく、シンプルに織りの奥深さをご堪能いただけるひと品。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
細やかな凹凸が生み出すシボ感が心地よい本塩沢のはまろやかな茶色に染めなし、
意匠には双子の縞が入った格子紋様を表しました。
シンプルで素朴なお色柄が本塩沢特有の風合いとマッチして、
見事な調和を生み出しております。
どこか懐かしいような、日本の市井にありふれた、しかし大切な想いを彷彿とさせてくれる一枚でございます。
非常にさらりと軽やかですので、摩擦がかかりにくく、裾捌きが良い点も特徴的です。
ぜひお手元にてご堪能いただきたい一枚でございます。
【 やまだ織について 】
やまだ織は大正2年(1913年)の創業。
大自然に恵まれた新潟県南魚沼市塩沢、新幹線の越後湯沢駅に程近い
豪雪地帯で、いにしえの昔から、先人より受け継がれてきた技を用い、
秀逸なお品を作り続けておられます。
昭和54年の最盛期、その当時32社であった塩沢織物のメーカーは
平成21年度では10社、年間生産反数も4万5千反をピークに、
現在は減産の一途をたどっております。
どんどん減産されていく、そのような現状の中で、
やまだ織はかたくなに伝統を守りながらものづくりをつづけております。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹100%
たちきり身丈約175cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
[ 単 ]
解地入れ6,050円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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