【南風原花織】 製織:野原俊雄 特選草木染め手織り紬九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「博参」 涼し南風原の穏風! 琉球よりの想いの継承…

商品番号:1491971

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平日・土日祝 10〜18時

【 仕入れ担当 田渕より 】
美しき海、穏やかな風、そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。

植物染料のあたたかな色合いが目に楽しく
我々の心を解きほぐしてくれます。

南風原花織の手織り紬九寸名古屋帯をご紹介いたします。
ぜひともご覧いただけましたら、幸甚にございます。


【 お色柄 】
ふわり柔らか、素朴に織り出された黒色の帯地。
お太鼓には、愁を感じさせる寂びとした風景を彷彿とさせる
紋様が南風原の技法によって織りなされました。

お色はシックな墨色を用いて
朱や利休茶、桃や鶯色の色とりどりの糸で意匠を織りなしております。
色彩の糸で横段を描き、
それを立て一直線に貫く矢羽根の面白さ。

南風原織の楽し気な空気を存分にご堪能ください。
ぜひお目に留まりましたら、お見逃しなくお願いいたします。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【南風原花織について】
南風原、読谷山、与那国など、沖縄各地に存在する花織。
各地で見出された素晴らしい染織文化は、
王府のある首里へと運び伝えられ、
土着の在郷らしい意匠から、王家や士族の着用にふさわしい、
より洗練された意匠へと進化していきました。

その中でも首里の王朝に近い南風原の土地。
一説では、首里近くの南風原で織りあげられたものこそが、
本当の王朝の着物であると言われることもございます。

琉球かすりとともに、同じ南風原地域に伝わったため、
その両方の織を併用した作品も多く見られます。


【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定) 
 

沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。

田渕 健太

バイヤー
田渕 健太

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.8m
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど

◆あわせる着物 小紋、織の着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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