商品番号:1489994
(税込)
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【 仕入れ担当 竹中より 】
さらりとしてハリのある地風。
新潟県小千谷の名門おだぎん。
二代目吉平【 小田島克明 】氏による
浮き織の表情が美しい特選紬のご紹介です!
なかなかご紹介の叶わない作品のなか、
良色柄に出会うことができましたので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
薄手でいてハリのある質感の生紬地。
生紬は、生糸の精練を途中で終え、
セリシンを完全にとりきらずに織ったもの。
セリシンの色であるやや茶色味を帯びた色調を持ち、
風合いも麻のようにざっくりとしていて、さらっとした
張りがございますので、裾捌きがよいため単衣にも
おすすめでございます。
ただ、手紡ぎは技術的に難しく効率も悪いため
生産量が少なく、小千谷紬の中では珍しいお品かと存じ上げます。
その生紬地をベースに、浮織にてお柄を織りあしらったお品。
節糸を残した手紡ぎの糸。
シャリ感を持ち、軽やかに織り上げられた、軽妙さが魅力的な生地。
おだやかな木枯茶色地に、ライトベージュとオフホワイトの段ぼかしに、
洒落味溢れる浮花織の横段が浮き沈みして…
こういった無地に近いデザインのお着物は
コーディネートの幅も広く、カジュアルシーンに
重宝していただけることでしょう。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 小田島克明について 】
1957(昭和32)年 新潟県小千谷市生まれ
1983(昭和58)年 生家へ戻り、徳間通久氏及び父吉平に師事
全国新人染織展初入選<以後3度受賞>
1992(平成04)年 全日本伝統工芸品展入賞
「小田島裂織」発表
1995(平成07)年 「ぜんまい裂織」発表
1996(平成08)年 京都キモノグランプリ入賞
1997(平成09)年 「小田島原生布」発表
2000(平成12)年 東京にて作品展開催
「野繭紬」発表
2002(平成14)年 全国裂織展入選
「ワイルドシルク裂織」発表
2003(平成15)年 全国伝統的工芸品展入選
「墨泥染」発表
2004(平成16)年 2004大阪工芸品展入選
朝日現代工芸クラフト展入選
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆カラー通し裏(薄香色)仕立て
【 付属証紙 】
小千谷織物同業協同組合・小千谷織物
製織:おだぎん 小田島克明
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 155.5cm (適応身長160.5cm~150.5cm) (4尺1寸1分) |
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裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.2cm(8寸0分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.4cm(1尺7寸8分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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