商品番号:1438934
(税込)
【仕入れ担当竹中より】
西暦1555年(弘治元年)より460有余年。
京友禅の歴史にその名を聞かぬものはいない、
名門【 千總(ちそう) 】による、凛とした印象の
特選訪問着のご紹介です。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、新品同様の美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ。
【お色柄】
時代で言えば室町の時代より。
江戸、明治、大正、昭和、平成、令和と…
連綿と友禅の技を守り継承する千總。
西の友禅の雄といえば千總。
有名デパート、百貨店との取引は引きも切らず、
最上級の友禅を求める方の口に上る信頼と実績。
惚れ惚れとするお着物を世に多く輩出する名門でございます。
明治年間にはそれまで用いられていた友禅の下絵を、
日本画家に依頼するなどして一新、友禅染の新時代を拓きました。
技術開発にも積極的に取り組み、天鵞絨友禅、
写し友禅、刺繍の技術の粋を集めた大作を次々に発表、
国内外の博覧会で数々の賞を受賞。
美術染織品と呼ばれる分野のパイオニアとなります。
その後、戦時中は友禅染の技術保存のため研究所を設立、
戦後は伝統の技を活かし、着物に留まらない友禅の可能性を
現在に至るまで追求し続けております。
そんな千總のお着物は。
見てよし、着てよし。
シボのない、さらりとした質感の一越の縮緬地。
奥深い黒に染め上げ、一面の蒔糊による吹雪紋様に
丁寧な手挿し友禅で表現された、風を表すような
ラインにたゆたう桜のはなびらののデザイン。
さりげなく楓をあしらい。。
これぞ…
京友禅で名高き千總の本領。
金彩、刺繍の配分、無地のとり方、彩りのバランス。
ご年齢を問わぬデザインと色使い。
流行りすたりなく、永にお召しいただけるよう
しっかりと考慮されて誂えられたお品。
本当によきものをお探しの方に、自信を持っておすすめいたします。
お目に留まりましたら是非ご検討のほど、宜しくお願いいたします。
【 千總(ちそう)について 】
1555年(弘治元年)創業
1937年(昭和12年)設立
時代で言えば室町の時代より、江戸、明治、
大正、昭和、平成、令和と連綿と友禅の技を
守り継承している京友禅の名門。
明治年間にはそれまで用いられていた友禅の下絵を、
十二代西村總左衛門が一新、岸竹堂を皮切りに、
今尾景年や幸野楳嶺など、近代京都画壇を
代表する画家たちにに依頼するなどして
友禅染の新時代を拓く。
技術開発にも積極的に取り組み、天鵞絨友禅、
写し友禅、刺繍の技術の粋を集めた大作を次々に発表、
国内外の博覧会で数々の賞を受賞。
美術染織品と呼ばれる分野のパイオニア。
戦時中は友禅染の技術保存のため研究所を設立、
戦後は伝統の技を活かし、着物に留まらない友禅の可能性を
現在に至るまで追求し続けている。
千總では養蚕から、製糸、生地の製織全て
日本国内で行っており、白生地の製織は作品の
魅力を最大限に引き出すため、丹後にある専属の
機屋でオリジナルのものを製織。
友禅の図案の製作を行う図案室があり、
専属の図案家が在籍、また歴史の中で
蓄積してきた約2万点にも及ぶ所蔵品がある。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
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身丈(背より) | 165.5cm (適応身長170.5cm~160.5cm) (4尺3寸7分) |
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裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 35.6cm(0尺9寸4分) |
袖丈 | 51.1cm(1尺3寸5分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 29.6cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.6cm (1尺 8寸 4分) 袖巾35.6cm (9寸 4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、お付き添い、パーティー、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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